ラグビー用語リファレンス表
スクラムからキッキングデュエルまで、多言語解説と実戦背景でラグビー用語を網羅します。
カテゴリ
全ての分類
| 用語 | 略語 | カテゴリ | 説明 | 使い方・補足 |
|---|---|---|---|---|
| トライ (Try) | — | 攻撃プレー | 敵陣のインゴールにボールをグラウンディングして5点を獲得する基本的な得点方法。 | フェーズを重ねてスペースを作り、ボールキャリアがグラウンディングして得点する。 |
| フェーズプレー (Phase Play) | — | 攻撃プレー | ラックでボールを再利用し続け、守備を広げる連続フェーズの攻撃。 | 相手を疲弊させ守備ラインを操作して、ミスマッチが生まれるまで続ける。 |
| クラッシュボール (Crash Ball) | — | 攻撃プレー | 屈強なランナーが中央の守備を突破して素早いラックボールを得ようとする突進。 | セットプレーから用いて守備を内側に引き込み、外側への展開の土台を作る。 |
| ラインブレイク (Line Break) | — | 攻撃プレー | 攻撃側が守備ラインを突破してスペースへ抜け出し、得点機を生む局面。 | 鋭いランコースやフェイント、素早いボール供給で守備の形を崩すことが鍵。 |
| ピックアンドゴー (Pick and Go) | — | 攻撃プレー | ラックの根元からフォワードが即座に拾い上げ、密集地帯でメートルを稼ぐ突進。 | 敵陣22メートル内で粘り強く低い姿勢を保つことで守備を削る際に有効。 |
| オフロード (Offload) | — | 攻撃プレー | 接触を受けながらもボールキャリアがパスを繋ぎ、攻撃の連続性を保つプレー。 | ショルダーに味方のサポートランが付き、圧力下でもボールを制御できる握力が必要。 |
| スキップパス (Skip Pass) | — | 攻撃プレー | 味方を一人以上飛ばして外側のアタッカーに届け、サイドのスペースを突くロングパス。 | 力強いパスフォームとフラットな配置が求められ、インターセプトに注意する。 |
| スイッチプレー (Switch Play) | — | 攻撃プレー | ボールを受けた選手が内側へ切り返し、守備の流れと逆方向に攻め込む連携。 | ドリフトする守備や速いラインスピードの裏を突くために用いられる。 |
| ラップアラウンド (Wrap Around) | — | 攻撃プレー | 配球役が受け手の後ろを回り込み、外側の次の選択肢となるパスパターン。 | 囮のランナーと組み合わせて外側に数的優位を作り、守備の連携を試す。 |
| デコイランナー (Decoy Runner) | — | 攻撃プレー | ボールを受けないにもかかわらず、守備を引きつけるリアルなコースを走る攻撃役。 | ボールキャリアとのタイミングを合わせ、妨害にならず守備の読みを惑わせる必要がある。 |
| オーバーラップ (Overlap) | — | 攻撃プレー | サイドで攻撃側が守備より人数で上回り、数的優位を得た状況。 | 正確なパスと適切な深さ、内側のディフェンダーを引きつけることがトライにつながる鍵。 |
| サポートライン (Support Line) | — | 攻撃プレー | ブレイク後のパスやオフロードを受けられる位置に付くための走路。 | 早めのスキャンと適切な深さ調整、声かけでボールキャリアの肩口に入ることが重要。 |
| ドリフトディフェンス (Drift Defense) | — | ディフェンスシステム | サイドライン方向へ横に流れつつ、内側の味方に攻撃者を受け渡して守る方法。 | 大きく展開するチーム相手に有効だが、ラインを保つための連携が欠かせない。 |
| ブリッツディフェンス (Blitz Defense) | — | ディフェンスシステム | ライン全体が一斉に前に出てスペースを潰し、急ぎのパスを強いる攻撃的な守備。 | タイミングが合えばターンオーバーを生むが、チップキックやタックルミスのリスクも伴う。 |
| アンブレラディフェンス (Umbrella Defense) | — | ディフェンスシステム | 外側のディフェンダーがラインより先に内側へ詰め、外へのパスを遮断して内側に追い込む戦術。 | 内側のカバーリングが堅固で、内へ戻ってくる走者を止められる時に有効。 |
| スクランブルディフェンス (Scramble Defense) | — | ディフェンスシステム | ラインブレイク後に守備が急いで戻り、走りながら再整列して守る対応策。 | 内から外へのタックルの順番と声掛けが重要で、サポートランを止める鍵となる。 |
| チョークタックル (Choke Tackle) | — | ディフェンスシステム | ボールキャリアを立たせたまま止めてモール化し、ボールが出なければ相手ボールになるタックル技術。 | 2人で組み、一人がボールを抱え、もう一人が脚をコントロールして倒れ込ませない。 |
| ポストディフェンダー (Pillar Guard) | — | ディフェンスシステム | ラックの両脇に立ち、ハーフの仕掛けや密集地帯の突進を止める役割の選手。 | 正対姿勢を保ちスクラムハーフの動きを追い、ガード役と連携することが重要。 |
| ドミナントタックル (Dominant Tackle) | — | ディフェンスシステム | 守備側が衝突に勝ち、ボールキャリアを押し戻してラックのテンポを落とすタックル。 | 2人で上下から入って勢いを止め、守備ラインを整える形が多い。 |
| スクラム (Scrum) | — | セットプレー | 軽微な反則後にプレーを再開するため、フォワード8人同士が組み合って押し合うセット。 | 圧倒的なスクラムは反則を誘ったり、良質なボールを得たりできる。 |
| ラインアウト (Lineout) | — | セットプレー | タッチラインを割った後に行う再開で、フォワードがジャンパーを持ち上げてスローを競る。 | モールやトップからの展開プレーの土台として使われる。 |
| タップリスタート (Tap Restart) | — | セットプレー | ペナルティから足でタップして素早く再開するオプション。 | 相手が10メートル下がる前に仕掛けると効果的。 |
| キックオフ (Kick-Off) | — | セットプレー | ハーフ開始や得点後にハーフウェーから行われるドロップキックでの再開。 | 滞空時間や距離を変えて競り合いを作ったり、相手陣内深く押し込んだりする。 |
| 22メートルドロップアウト (22 Drop-Out) | — | セットプレー | 相手のキックをインゴールで抑えたり、自ら持ち込んだボールを押さえた場合に行う22メートルラインからのドロップキック再開。 | 長くタッチ方向へ蹴ったり、高く上げて競り合いを作ったりして陣地を脱する。 |
| クイックスロー (Quick Throw) | — | セットプレー | ラインアウトが組まれる前に同じボールで即座に投げ入れ、プレーを素早く再開する方法。 | ウイングやフルバックがスペースを見つけた際にテンポを切らさず再開できる。 |
| ラック (Ruck) | — | ブレイクダウン技術 | タックル後に立ったままの選手同士がボールの上で組み合い、ボール争奪を行う局面。 | 素早いボール供給には、適切な侵入角度と低い姿勢、迅速なサポートが重要。 |
| モール (Maul) | — | ブレイクダウン技術 | ボールキャリアが捕まえられた状態で味方が結束し、押し進める集団戦。 | ラインアウトから起こして陣地を削ったり守備を内側に集めたりする。 |
| クリーンアウト (Cleanout) | — | ブレイクダウン技術 | 相手守備をボール地点から押し出し、ラックの支配を確保する技術。 | 腰を狙い正対しながら、サポートが倒れないようにすることが重要。 |
| カウンターラック (Counter-Ruck) | — | ブレイクダウン技術 | ブレイクダウンで守備側が押し込み、攻撃側のサポートを弾き飛ばしてボールを奪う動き。 | 守備が立ったまま孤立したボールキャリアを狙える状況で効果的。 |
| ジャッカル (Jackal Steal) | — | ブレイクダウン技術 | 一度離してからボールに噛み付き、持ち上げたり奪い取ったりしてターンオーバーを得るプレー。 | 低い重心と素早い手さばき、味方のサポートが駆け付けることが成功の条件。 |
| ラッチ (Latch) | — | ブレイクダウン技術 | 接触前にボールキャリアに味方が組み付き、推進力とボール保持を助ける動き。 | 反則とならないよう立ったままゲート内から入り、妨害やサイドエントリーに注意する。 |
| モールサック (Maul Sack) | — | ブレイクダウン技術 | モール内のボールキャリアを包み込み、合法的に倒して相手ボールのスクラムにする守備戦術。 | 前進を止めてから倒すタイミングが重要で、早すぎると反則になり得る。 |
| ボックスキック (Box Kick) | — | キッキングオプション | スクラムハーフがブレイクダウン付近から放つ高い滞空のキックで、陣地回復や競り合いを狙う。 | 素早いチェイスラインと組み合わせてキャッチャーにプレッシャーをかけ、ミスを誘う。 |
| グラバーキック (Grubber Kick) | — | キッキングオプション | 地面を転がす低いキックで、守備ライン裏のスペースを突く。 | 雨天やウイングが前に詰める状況で効果的で、処理しづらいボールになる。 |
| ドロップゴール (Drop Goal) | DG | キッキングオプション | オープンプレー中にボールを落として弾んだ瞬間を蹴り、3点を得る得点手段。 | ハーフ終盤やトライが取りづらい守備に対して貴重な選択肢。 |
| ペナルティゴール (Penalty Goal) | PG | キッキングオプション | ペナルティからティーやドロップでゴールを狙い、3点を得るキック。 | キャプテンはスコア状況や角度、風を考慮してゴールを狙うか判断する。 |
| コンバージョンキック (Conversion Kick) | CV | キッキングオプション | トライした地点の延長線上からティーやドロップで狙う2点のキック。 | キッカーはリズムやルーティン、風を整えて成功率を高める。 |
| チップキック (Chip Kick) | — | キッキングオプション | 守備ラインのすぐ上に浮かせ、攻撃側が再び確保することを狙う繊細なキック。 | 守備が前に詰めて後方にカバーがいない状況で有効。 |
| クロスキック (Cross-Field Kick) | — | キッキングオプション | 反対サイドのウイングを狙い、ミスマッチやスペースを突く斜めのキック。 | 正確な距離感と外側のサポート、空中で競れる標的が必要。 |
| アップアンドアンダー (Up and Under) | — | キッキングオプション | 大きく高く蹴り上げ、滞空時間を稼いでチェイサーがキャッチと同時に競りかかれるようにするキック。 | チェイスラインがオンサイドを保ち、空中でフェアに競ることが求められる。 |
| 50:22キック (50:22 Kick) | — | キッキングオプション | 自陣から蹴ったボールが相手22メートル内でタッチに出れば、そのままスローイン権を得られるルール。 | フルバックやスタンドオフが低い弾道で芝生を狙い、バックフィールドの空きを突く。 |
| スパイラルパント (Spiral Punt) | — | キッキングオプション | スパイラル回転をかけて飛距離と滞空時間を伸ばすクリアリングキック。 | プレッシャーを逃れるためにフルバックが用いるが、カウンターに備えて追走や整列が必要。 |
| アドバンテージ (Advantage) | ADV | ルールと解釈 | 反則が起きた際にレフリーが試合を止めず、反則を受けた側が得になるかを見極める裁定。 | 有利が得られなければ元の反則地点に戻って再開される。 |
| ノックオン (Knock-On) | — | ルールと解釈 | ボールが手や腕から前方に落ち、相手ボールのスクラムになる反則。 | 悪天候やボールスキルの未熟さが原因で起きやすい。 |
| オフサイドライン (Offside Line) | — | ルールと解釈 | ゴールラインと平行に引かれる仮想線で、局面に応じてその後方に位置しなければならない。 | 早く越えるとペナルティとなるため、最後尾の足やキッカーを基準にラインを維持する。 |
| フォワードパス (Forward Pass) | — | ルールと解釈 | ボールキャリアより前方にパスが投げられると反則となり、相手ボールのスクラムとなる。 | レフリーはボールの軌道だけでなく、パスした手の動きや勢いを基準に判定する。 |
| ヘルドアップ (Held Up) | — | ルールと解釈 | インゴールでボールをグラウンディングできず押さえ込まれた場合、現行ルールでは相手のゴールラインドロップアウトとなる。 | ボールキャリアは正対して腕を伸ばし、守備側はボールを固定して地面に着かせないようにする。 |
| マーク (Mark) | — | ルールと解釈 | 自陣22メートル内でクリーンキャッチし『マーク』と宣言すると得られるフリーキック。 | プレーを落ち着かせ、陣形を整えたり安全にタッチへ蹴り出したりできる。 |
| ゴールラインドロップアウト (Goal-Line Drop-Out) | — | ルールと解釈 | 攻撃側がヘルドアップになったり守備側がインゴールで抑えたりした際に、ゴールライン上から行うドロップキックの再開。 | 蹴る側は高く遠くへ蹴って陣地を稼ぎ、受ける側はカウンターの布陣を整える。 |
| ルースヘッドプロップ (Loosehead Prop) | 1 | ポジション | スクラム最前列の左側で組み、フッカーと連携して安定性を生む役割のフォワード。 | 首のテクニックと低い姿勢、密集地帯でのキャリーやタックルの仕事量が求められる。 |
| フッカー (Hooker) | 2 | ポジション | スクラム中央でボールを掻き入れ、ラインアウトのスローを担う。 | 正確なスロー動作と体幹の強さ、ルースフォワードとの連携のための機動力が不可欠。 |
| タイトヘッドプロップ (Tighthead Prop) | 3 | ポジション | スクラム右側の支えとなり、相手ルースヘッドの強烈な圧力に対抗する。 | 強力なセットプレーの技術と姿勢管理、密集でのキャリー能力が求められる。 |
| ロック (Lock) | 4/5 | ポジション | ラインアウトのジャンプやスクラムの推進力、ラックでの存在感を担う大型フォワード。 | 空中戦のタイミングと度重なるブレイクダウンへの参加力、モール技術が求められる。 |
| ブラインドサイドフランカー (Blindside Flanker) | 6 | ポジション | 狭いサイドを守り、強い当たりでキャリーを止めるフィジカルなルースフォワード。 | ロックと連動してモールを止め、ラック周辺で力強いキャリーを担う。 |
| オープンサイドフランカー (Openside Flanker) | 7 | ポジション | 機動力に優れ、ブレイクダウンでターンオーバーを狙いながらバックスとも連携するフォワード。 | 高いスタミナと低いタックル技術、ブレイクダウンでのタイミングが求められる。 |
| ナンバーエイト (Number Eight) | 8 | ポジション | スクラム最後尾でボールをコントロールし、力強いキャリーを担うバックローの要。 | フォワードとバックスをつなぎ、スクラムからの仕掛けやポッドでの配球役を担う。 |
| スクラムハーフ (Scrum-Half) | 9 | ポジション | ラックやスクラムなどの根元から素早いボールを供給し、攻撃を始動させるつなぎ役。 | 素早いパス供給やスナイピング、フォワードへの指示が重要。 |
| スタンドオフ (Fly-Half) | 10 | ポジション | 攻撃のテンポや展開を司り、パス配球やキック戦術を指揮する司令塔。 | 冷静な判断と正確なパス、フォワードとバックスの連携が求められる。 |
| インサイドセンター (Inside Centre) | 12 | ポジション | 突破力と配球力を兼ね備え、フォワードと外側のバックスをつなぐミッドフィルダー。 | セットプレー後の最初の受け手となり、突進か展開かを判断する。 |
| アウトサイドセンター (Outside Centre) | 13 | ポジション | 外側のチャンネルを突き、エッジの守備とウイングとの連携を担うスピードのあるセンター。 | ステップワークと守備判断、インサイドセンターとのタイミングが鍵。 |
| 左ウイング (Left Wing) | 11 | ポジション | 左サイドでトライを決め、後方のキックケアも行うスピードスター。 | フルバックと連携して後方をケアし、チェイスのタイミングを合わせる。 |
| 右ウイング (Right Wing) | 14 | ポジション | 右サイドでチャンスを仕留め、ハイボールの競り合いにも参加する。 | 相手のキック傾向を読み、中盤のブレイクを支えつつ幅を保ってカウンターに備える。 |
| フルバック (Fullback) | 15 | ポジション | 最後尾でキックを処理し、バックフィールドを統率してカウンターを仕掛ける役割。 | ポジショニングとハイボール処理、ロングキックで陣地を返す力が求められる。 |
| イエローカード (Yellow Card) | YC | 反則と制裁 | 重大な反則に対する一時的退場で、シンビンに10分間留まる処分。 | 10分間14人で戦うことになり、復帰まで戦術の再編が求められる。 |
| ハイタックル (High Tackle) | — | 反則と制裁 | 肩より上に接触する反則タックルで、ペナルティやカードにつながることが多い。 | ワールドラグビーのヘッドコンタクト指針に基づき、軽減要素を考慮して処分が下される。 |
| ノットリリース (Not Releasing) | — | 反則と制裁 | 接触後にボールや相手をすぐに離さない反則で、ペナルティが科される。 | ターンオーバーを狙う守備側は、ボールをプレーする前に相手をはっきり離す必要がある。 |
| オフサイドペナルティ (Offside Penalty) | — | 反則と制裁 | ラックやモール、キックでオフサイドラインより前に出てしまった際に科される反則。 | 最後尾の足を基準に下がり、ラインを保つことで無駄な陣地喪失を防ぐ。 |
| ノットロールアウェイ (Not Rolling Away) | — | 反則と制裁 | タックル後にプレーヤーが素早くボール地点から離れない場合に科される反則。 | 素早く立ち上がりサイド方向へ転がって離れることで、リリースをアピールする必要がある。 |
| サイドエントリー (Side Entry) | — | 反則と制裁 | ラックやモールにサイドから侵入し、ゲートを守らない場合に科される反則。 | サポートは肩を正対させ、真っ直ぐ入って反則を避ける必要がある。 |
| オブストラクション (Obstruction) | — | 反則と制裁 | ボールを持っていない選手が守備のタックル機会を妨げた際に取られる反則。 | 囮のランナーはコースを守り、守備に当たりに行かないよう注意しなければならない。 |
| ノックオン故意 (Deliberate Knock-On) | — | 反則と制裁 | 守備側がキャッチを試みずに意図的に前方へ弾き落としてパスを遮った場合の反則。 | 明確な得点機会を阻止した場合はイエローカードに格上げされることも多い。 |
| テリトリー戦術 (Territory Game) | — | チーム戦略 | 戦術的なキックとプレッシャーディフェンスで陣地を獲得することを重視する戦略。 | ボール扱いのリスクが高く、セットプレーに自信がある雨天で選択されやすい。 |
| ストライクムーブ (Strike Move) | — | チーム戦略 | スクラムやラインアウトなど安定した基盤から仕掛ける事前設計の攻撃パターン。 | タイミングやフェイントを駆使し、相手守備の傾向を突くことを狙う。 |
| フォワードポッド (Forward Pods) | — | チーム戦略 | フォワードを小さなユニットに編成し、スクラムハーフ周辺で受けて攻撃形を保つ仕組み。 | 複数のパス選択肢や素早いティップオンで守備の読みを難しくする。 |
| カウンターアタック (Counter-Attack) | — | チーム戦略 | ターンオーバーやキックリターンから守備が整う前に仕掛ける速攻。 | バックスリーの連携とサポートライン、キックかパスかの判断が重要。 |
| クイックテンポ (Quick Tempo) | — | チーム戦略 | ラックスピードを速め、準備時間を減らして連続攻撃を仕掛け守備を疲弊させるスタイル。 | テンポ下でもハーフ団が正確に判断し、リザーブの貢献も求められる。 |
| パワーゲーム (Power Game) | — | チーム戦略 | 強烈なキャリーやモール、スクラムで相手を消耗させることに重点を置く戦い方。 | 雨天やフォワードが体格で勝る状況に適する。 |
| エクスパンシブゲーム (Expansive Game) | — | チーム戦略 | ボールを保持しながら左右に大きく展開し、オフロードや速いパスで攻め続ける戦略。 | 高いスキルとフォワードの走力、オーバーラップを見つけるための連携が不可欠。 |
| キックプレッシャー (Kick Pressure) | — | チーム戦略 | 競れるキックを蹴り、チェイスラインを揃えてキャッチャーに圧力をかける戦略。 | オンサイド管理とラックでのプレッシャーを組み合わせ、ミスを誘発する。 |
| スコアボードプレッシャー (Scoreboard Pressure) | — | チーム戦略 | ペナルティゴールやドロップゴールで確実に得点し、相手に追いかけさせ続ける戦い方。 | 決勝や接戦でリスクを抑えることが重視される場面で用いられる。 |
| キャリー距離 (Meters Carried) | — | パフォーマンス指標 | オープンプレーでボールを保持したまま獲得した総距離。 | キャリアの脅威度や攻撃パターンの有効性を把握する指標。 |
| タックル成功率 (Tackle Completion) | — | パフォーマンス指標 | 選手またはチームが試みたタックルのうち成功した割合。 | 数値が下がるときは疲労やディフェンス間隔の乱れ、相手キャリアの強さが要因になりやすい。 |
| ラインブレイク数 (Clean Breaks) | — | パフォーマンス指標 | 攻撃側が最終防衛ラインを抜け、接触なしで抜け出した回数。 | 攻撃の鋭さやチャンスを得点機に変える力を示す指標。 |
| ターンオーバー獲得数 (Turnovers Won) | — | パフォーマンス指標 | ブレイクダウンでの奪取やインターセプト、相手のミスを誘って得たボールの回数。 | 守備のプレッシャーとジャッカル成功率を示す。 |
| 反則数 (Penalties Conceded) | — | パフォーマンス指標 | チームが犯したペナルティの数で、規律や陣地・スコアへの影響を示す。 | 多すぎると相手にチャンスを与え、カードの危険も高まる。 |
| ボール支配率 (Possession Percentage) | — | パフォーマンス指標 | 試合時間のうちチームがボールを保持した割合。 | テンポ支配を測る指標だが、陣地データと併せて優勢を判断する必要がある。 |
| テリトリー率 (Territory Percentage) | — | パフォーマンス指標 | 相手陣内で過ごした時間の割合で、陣地支配を示す。 | テリトリーが高くポゼッションが低い場合は、キック戦術や守備圧力が機能している証拠。 |
| ラックスピード (Ruck Speed) | — | パフォーマンス指標 | タックル完了からボールがラックから出るまでの平均時間。 | 3秒以内を目標にすることで守備を崩し、テンポを維持する。 |
| 22メートル効率 (Red Zone Efficiency) | — | パフォーマンス指標 | 相手22メートル内へ入った際に得点へ結び付けた割合を示す。 | テリトリーは取れても効率が低ければ、ゴール前での精度に課題がある。 |
| プレー中のキック数 (Kicks in Play) | — | パフォーマンス指標 | リスタートやプレースキックを除いたオープンプレーでの戦術キックの回数。 | 陣地戦の戦術やバックフィールドへのプレッシャー分析に役立つ。 |
| ラインアウト成功率 (Lineout Success) | — | パフォーマンス指標 | 自チームのラインアウトスローが確保できた割合。 | 攻撃の土台を保つ上で不可欠で、成功率が下がると相手のプレッシャーを招く。 |
| スクラム成功率 (Scrum Success) | — | パフォーマンス指標 | 自チームボールのスクラムで、反則やターンオーバーなく獲得できた割合。 | フロントローの出来とセットピース安定度を示す重要な指標。 |