データ最終更新
データ最終更新
この図はグラウンド全体を真上から見たものです。真ん中の長方形の土の部分がピッチ、その外の点線の輪が30ヤードサークル、いちばん外側の線がバウンダリーです。濃い色の2人はバッティング側の打者でピッチの両端に立ち、薄い色の11人は守備側でグラウンドに散らばっています。投手は左から右へ投げます。
クリケットは11人ずつの2チームが、バッティングと守備を交互に行います。守備側の投手(ボウラー)は打者の後ろにある「スタンプス」(3本の木の柱)めがけて投げ、打者は平たいバットでスタンプスを守りながらボールを打ち返します。
バッティング側は一度に2人の打者がピッチの両端に立ちます。打ったあと2人が入れ替わって反対側まで走ると、1往復ごとに1点(1ラン)です。
両チームが1回ずつ打ち(1イニング、テストマッチは2イニングずつ)、合計点の多いチームの勝ちです。次の4ページでは、得点のしかた、オーバーとイニング、打者のアウトのなり方、審判と判定の見直しの順に見ていきます。
3つの形式の違い:
日数テストは最大5日で各2イニング、ODIとT20は1日。
オーバーODIは各50オーバー、T20は20。テストは制限なし。
パワープレーODIとT20は序盤、サークル外の野手が最大2人。テストはなし。
| 用語 | 略語 | カテゴリ | 説明 | 使い方・補足 |
|---|---|---|---|---|
カバードライブCover Drive | 前足に体重を乗せてバットの全面でカバー方向へ打ち抜く伝統的なショット。 | |||
ストレートドライブStraight Drive | 縦バットでボウラーの真後ろへ一直線に打ち抜くショット。 | |||
オンドライブOn Drive | 前足に乗ってミッドオンやストレートミッドウィケット方向へ流すドライブ。 | |||
オフドライブOff Drive | オフサイドでエクストラカバーとミッドオフの間を通すコントロールドライブ。 | |||
スクエアカットSquare Cut | 後足に重心を置きオフサイドのポイント付近へ鋭く切るショット。 | |||
レイトカットLate Cut | バットを遅らせスリップの後方サードマン方向へ滑らせるカット。 | |||
プルショットPull Shot | ショートボールを横バットでレッグサイドへ引っ張りミッドウィケット方面へ運ぶショット。 | |||
フックショットHook Shot | バウンサーに対し強打してファインレッグやディープスクエアへ高く飛ばすショット。 | |||
スイープショットSweep Shot | 膝をついて横バットでレッグサイドへ掃くように打つショット。 | |||
リバーススイープReverse Sweep | グリップを入れ替えオフサイドの後方へ運ぶクロスバットのスイープ。 | |||
パドルスイープPaddle Sweep | 柔らかい手首で細いファインレッグを越えていく繊細なスイープ。 | |||
スイッチヒットSwitch Hit | インパクト前に逆の打席へ構えを入れ替え、空いたサイドを狙うショット。 | |||
スログショットSlog | クロスバットで大きく振り抜き最大飛距離を狙う豪快なショット。 | |||
ロフテッドドライブLofted Drive | インフィールドを越えてロングオフやロングオンへ運ぶロフテッドドライブ。 | |||
フォワードディフェンスForward Defence | 前足で踏み込みデッドバットでグッドレングスの球を足元に殺す防御。 | |||
バックフットディフェンスBack Foot Defence | 後足へ体重を移し縦バットで弾む球を足元に落とす守備ショット。 | |||
レッググランスLeg Glance | パッドに当てて勢いを利用しファインレッグ方向へ流すショット。 | |||
アッパーカットUpper Cut | 肩口のショートボールを遅らせてスリップの頭上へ越すカットショット。 | |||
ランプショットRamp Shot | バット面を滑らせてボールを浮かせウィケットキーパーの頭上を越させる巧打。 | |||
ヘリコプターショットHelicopter Shot | 強靭な手首でヨーカーをレッグサイドへ叩き込み、ヘリコプターのように振り抜くショット。 | |||
ソフトハンズSoft Hands | ソフトハンドでボールを地面に落としスリップへの勢いを弱める技術。 | |||
ストライクファーミングStrike Farming | シングルを操り主力打者が多くの球を受けるようにする戦術で、下位打線を守る際に用いられる。 | |||
センチュリーCentury 100 | 100 | 打者が1イニングで個人100点以上を挙げること。 | センチュリー到達で打者はバットとヘルメットを掲げる。50点はハーフセンチュリー。 | |
ダックDuck 0 | 0 | 打者が無得点でアウトになること。初球でアウトならゴールデンダック。 | 0がアヒルの卵に見えることから来た名前。 | |
ヨーカーYorker | スタンプの根元やバッターのつま先を狙い打球を上げさせない満足長のボール。 | |||
バウンサーBouncer | 胸や頭付近まで跳ね上がらせ打者を下がらせるショートボール。 | |||
インスインガーInswinger | オフサイドから右打者のパッド方向へ遅れて曲がり込むスイングボール。 | |||
アウトスインガーOutswinger | シームの角度とリリースで右打者からスリップ方向へ離れていくスイング。 | |||
リバーススイングReverse Swing | 使い古したボールで通常とは逆方向へ遅れて曲がらせるスイング。 | |||
レッグブレイクLeg Break | 右打者に対しレッグスタンプからオフサイドへ鋭く曲がるレッグスピン。 | |||
オフブレイクOff Break | オフスタンプから右打者のパッドへ戻ってくるオフスピン。 | |||
グーグリーGoogly | 通常のレッグブレイクと逆方向に曲がるよう握りを変えたレッグスピンの変化球。 | |||
ドゥースラDoosra | オフスピナーが同じフォームで右打者から外へ離れていくように投げる変化球。 | |||
キャロムボールCarrom Ball | 指先で弾き出し不規則なドリフトやスキッドを生むキャロムボール。 | |||
トップスピナーTop Spinner | 強いトップスピンで急激に落下し、ピッチ後に高く弾むボール。 | |||
アームボールArm Ball | オフスピナーが腕のラインに沿ってまっすぐ滑らせる速いボール。 | |||
フリッパーFlipper | 手の甲側から放ちピッチ後に低く滑るようにしたレッグスピンの変化球。 | |||
スライダーSlider | サイドスピンとシーム角度でまっすぐ滑らせるレッグスピナーのバリエーション。 | |||
ナックルボールKnuckle Ball | 指先で放しシーム回転を抑えて速度差で欺くペースボウラーの遅い球。 | |||
スローワーボールSlower Ball | フォームを隠して想定より遅く到達させるペースバリエーション。 | |||
オフカッターOff Cutter | 指を横に転がしピッチ後オフからレッグへ食い込ませるシームカッター。 | |||
レッグカッターLeg Cutter | ピッチ後にレッグスタンプからオフ方向へ逃げるシームカッター。 | |||
グッドレングスGood Length | フルでもショートでもない中間の長さで前後どちらで対応するか迷わせる。 | |||
フルタスFull Toss | ワンバウンドせず打者に届く投球で、腰付近の高さになることが多い。 | |||
スローバウンサーSlower Bouncer | 指先で抜いて速度を落としながらも打者の胸元へ跳ねるショートボール。 | |||
クロスシームCross-Seam | 指をシームに横掛けして不規則なバウンドやシーム変化を狙う握り。 | |||
シームアップSeam Up | 指でシームを立てボールを支え、伝統的なスイングやシームを生み出す握り。 | |||
メイデンオーバーMaiden Over M | M | 投手が1オーバーで1点も与えないこと。バイとレッグバイは投手の失点に数えない。 | 投球成績にはメイデン数が入る。10-2-35-3は10オーバー、メイデン2、失点35、3ウィケット。 | |
シリーポイントSilly Point | 打者のオフサイド前方、ポッピングクリース脇でヘルメットを着け反射キャッチに備える至近距離の守備位置。 | |||
ファーストスリップFirst Slip | ウィケットキーパーのすぐ隣でエッジを受け止めるスリップコーディンの最前守備。 | |||
ガリーGully | ポイントとスリップの間に立ち、スクエア寄りのエッジを狙うガリー守備位置。 | |||
ポイントPoint | カットショットの正面に立って鋭いスクエア打球を守るオフサイドのポジション。 | |||
カバーCover | ポイントとミッドオフの間でカバー領域を守るオフサイド中間守備位置。 | |||
エクストラカバーExtra Cover | カバーより外側かつ深い位置でロフテッドドライブを防ぐオフサイドのスイーパー。 | |||
ミッドオフMid-Off | ボウラーのフォロースルー正面を守るオフサイドの内野ポジション。 | |||
ミッドオンMid-On | ミッドオフと対になるレッグサイド内野で、オンドライブを食い止める位置。 | |||
ミッドウィケットMidwicket | ミッドオンとスクエアレッグの間でレッグサイドのプル打球を受ける守備位置。 | |||
スクエアレッグSquare Leg | バッターに対して直角のレッグサイドでスイープやプルを受ける守備位置。 | |||
ファインレッグFine Leg | レッグサイド後方境界線付近でレッググランスを拾う守備位置。 | |||
サードマンThird Man | スリップ後方の境界線でレイトカットやエッジを拾うディープオフサイド守備。 | |||
ロングオフLong Off | オフサイド一直線の境界線を守ってロフテッドドライブを処理するディープフィールダー。 | |||
ロングオンLong On | ロングオフと対になるレッグサイド境界線でロフテッドオンを守るフィールダー。 | |||
ディープカバーDeep Cover | オフサイド深部の境界線を巡回し強いスクエアショットを止めるスイーパー。 | |||
ディープミッドウィケットDeep Midwicket | スクエアレッグとカウコーナーの間で強打のプルに備えるレッグサイド境界守備。 | |||
ショートレッグShort Leg | 打者のパッド横数歩に立ちヘルメットで備える至近距離のレッグサイドキャッチャー。 | |||
レッグスリップLeg Slip | レッグサイドのスリップ位置で、パッドやバットから逸れた細かな当たりを狙う守備。 | |||
カバースイーパーCover Sweeper | カバー境界線を遊撃し強烈なドライブを止める外野スイーパー。 | |||
ロングストップLong Stop | ウィケットキーパーのさらに後方に立ち、取り損ねや大きな逸れ球を防ぐ珍しい守備位置。 | |||
ボールドBowled | 合法な投球が守備に触れずスタンプを直撃してベイルを落とした場合、打者はボウルドアウトとなる。 | |||
キャッチアウトCaught | バットや手袋に当たった打球が地面に落ちる前に守備が正規に捕球するとキャッチアウトとなる。 | |||
コートアンドボールドCaught and Bowled | 投手自身が投げた球を自ら捕球して成立させるキャッチアウト。 | |||
レッグビフォーウィケットLeg Before Wicket LBW | LBW | 合法球が打者の身体に当たらなければスタンプに当たると判断された場合、その遮り方が条件を満たせばLBWでアウトとなる。 | ||
ランアウトRun Out | ラン中に打者またはノンストライカーがクリースに届く前に守備がボールでスタンプを倒せばランアウトとなる。 | |||
スタンプトStumped | 打者が走塁意図なくクリースを離れた隙にウィケットキーパーがボールでスタンプを落とすとスタンピングアウトとなる。 | |||
ヒットウィケットHit Wicket | 打撃動作中にバットや身体、装具で自らベイルを落とした場合、ヒットウィケットでアウトになる。 | |||
妨害フィールドアウトObstructing the Field | 打者が故意に守備の捕球やランアウトを妨げた場合に適用される珍しいアウト。 | |||
二度打ちアウトHit the Ball Twice | スタンプ防護の目的以外で打者が意図的に同じ球を二度打てばヒット・ザ・ボール・トゥワイスでアウト。 | |||
タイムドアウトTimed Out | ウィケットまたは退場後、新しい打者が定められた時間内に準備できない場合のアウト。 | MCC Law 40の標準は3分。ICCのplaying conditionsではTest/ODIが2分、T20Iが1分30秒に短縮される。 | ||
リタイアドアウトRetired Out | 負傷以外の理由で打者が任意に退場し、その後戻らなければリタイアードアウトとして記録される。 | |||
ノンストライカーランアウトNon-Striker Run Out | Law 38.3のランアウトで、投手が通常リリースする時点より前にノンストライカー側のウィケットを壊すもの。 | 判定の境目は、投手の腕が通常の投球スイングの最高点に達した瞬間。非ストライカーがアウトとなり投球されなかった場合、その球はオーバーに数えない。 | ||
ストライクローテーションStrike Rotation | シングルやツーを積極的に奪って打者を入れ替え、ボウラーのリズムを崩す戦術。 | スローウィケットや立て直し局面で重視される。 | ||
デスボウリングDeath Bowling | ヨーカーやスローボール、ワイドラインを組み合わせ終盤の長打を抑える戦術。 | 終盤を得意とする投手がレッグサイドに守備を厚く敷いて行う。 | ||
レフトライトコンビLeft-Right Combination | 左打者と右打者を並べて残しボウラーに毎球ライン変更を強いる戦術。 | 追撃時に守備配置を乱しパワープレーの隙を突く目的で使われる。 | ||
ボウリングドライアップBowling Dry-Up | タイトなラインと守備配置で連続ドットボールを生む守備戦術。 | スコアプレッシャーで無理なショットを誘発しウィケットを狙う。 | ||
パワープレーサージPowerplay Surge | 守備制限がかかるパワープレーでリスクを管理しつつ得点を最大化する戦略。 | 強打者を起用しロフテッドショットや外野の空隙を狙う。 | ||
オールラウンダーAll-Rounder | 打撃と投球の両面で貢献しチームのバランスを取る選手。 | |||
トップオーダーバッターTop-Order Batter | 新しいボールの状況に対応する1~3番の専門打者。 | |||
ミドルオーダーバッターMiddle-Order Batter | 4~6番でイニングを安定させ終盤の加速につなげる役割。 | |||
フィニッシャーFinisher | 終盤で素早く得点を稼ぎイニングを締める打者。 | |||
アンカーAnchor | 長時間クリースに立ち打線を支える安定役の打者。 | |||
ストライクボウラーStrike Bowler | 攻撃的ラインとスピードやスイングでウィケットを奪う主戦投手。 | |||
デスボウラーDeath Bowler | 終盤オーバーでヨーカーやスローボールを駆使する投手。 | |||
スピナーSpinner | 回転をかけてピッチで大きく曲げる投手。 | |||
シーマーSeamer | スピードでシームを使い変化を生む投手。 | |||
ウィケットキーパーWicketkeeper WK | WK | スタンプ後方でキャッチやスタンピング、指示を担う専門職。 | ||
キャプテンCaptain C | C | 戦術や投手継投を指揮しチームを代表するフィールドリーダー。 | ||
ヘッドコーチCoach | 準備やゲームプラン、選手育成を統括する指導者。 | |||
ピンチヒッターPinch Hitter | 守備制限を突いて長打を狙うために昇格される打者。 | |||
ウィケットキーパーバッターWicketkeeper-Batter | 打撃力を備えたキーパーで、限定オーバーの構成に重要。 | |||
ストライクレートStrike Rate SR | SR | 100球当たりの得点で打撃テンポを示す指標。 | ||
バッティングアベレージBatting Average Ave | Ave | 総得点をアウト数で割り安定性を示す指標。 | ||
ボウリングアベレージBowling Average Ave | Ave | ウィケット1本あたりの失点で投手の効率を表す。 | ||
エコノミーレートEconomy Rate Econ | Econ | 1オーバー当たりの失点で抑止力を示す。 | ||
ネットランレートNet Run Rate NRR | NRR | 大会全体での1オーバー平均得点から平均失点を差し引いた数値。 | ||
リクワイヤードランレートRequired Run Rate RRR | RRR | ターゲット達成のために必要な1オーバー当たりの得点。 | ||
ドットボール率Dot Ball Percentage | 無得点に抑えた投球の割合でプレッシャーを示す。 | |||
パートナーシップランPartnership Runs | ウィケットが落ちるまでの二人の合計得点。 | |||
ワゴンホイールWagon Wheel | 打者がどの方向に得点したかを示す放射状の図。 | |||
テストクリケットTest Cricket | 最大5日間で行われ、各チームが最大2イニングを打てる伝統的な国際形式。 | ICCはTestを長形式の頂点と位置付け、数日にわたり条件、持久力、技術、精神力が試される形式として説明している。 | ||
ファーストクラスFirst-Class FC | FC | 通常3~4日間で実施される国内の長時間フォーマット。 | テスト代表選出やレッドボール技術の養成に直結する。 | |
ワンデー・インターナショナルOne Day International ODI | ODI | 各チーム50オーバーの国際限定形式で、白球を用い、イニング内で段階的な守備制限がある。 | 現行ICC ODIでは34オーバー終了まで2つの新球を交互に使い、その後は守備側が残りのイニングで使う1球を選ぶ。 | |
リストAList A | 40~60オーバーで行われる公認国内限定フォーマット。 | ODIに近いリズムでホワイトボール戦術を磨く場となる。 | ||
トゥエンティ20Twenty20 T20 | T20 | ICCの最短国際形式で、通常各チーム20オーバーを打ち、約3時間で終わるよう設計されている。 | T20Iでは長打、専門のフィニッシャー、相性を見た投球、短い守備制限内での素早い戦術判断が重要になる。 | |
T10 T10 | T10 | 各チーム10オーバーの超短縮フランチャイズフォーマット。 | 即興性と連続した長打、柔軟な投手起用が求められる。 | |
ザ・ハンドレッドThe Hundred | ECBの大会で、各イニングは100球、守備側は10球ごとにエンドを替え、投手は5球または10球連続で投げる。 | 各投手は最大20球まで、各守備側には最大90秒の戦術タイムアウトが1回あり、パワープレーは25球。 | ||
デイナイトテストDay-Night Test | 午後から夜間にかけて行いピンクボールを使用するテストマッチ。 | 黄昏の視認性が打者を試し、夜間のコンディションを投手が活かす。 | ||
フランチャイズT20リーグFranchise T20 League | 都市フランチャイズと世界的選手が集う国内T20大会。 | 対戦戦略、データ分析、ファン体験の革新を牽引する。 | ||
パワープレーPowerplay | リミテッドオーバー戦で30ヤード守備円の外に置ける野手数を制限する時間帯。 | 現行ICC ODIでは1-10オーバーは円外2人、11-40オーバーは4人、41-50オーバーは5人まで。T20Iはパワープレー中2人、その後5人までで、The Hundredは25球のパワープレーを用いる。 | ||
ノーボールNo Ball | 反則投球で、打者側に即座に1点のエクストラが与えられ、そのオーバーの6球には数えられない。 | MCC Law 21では、No ballからは二度打ち、守備妨害、ランアウトを除いて打者はアウトにならない。ICCの限定オーバー戦では次球がFree Hitになる。 | ||
ワイドボールWide Ball | 打者が届かないほど広いまたは高いと判断された投球で1点が加算される。 | |||
フリーヒットFree Hit | ICC限定オーバー戦であらゆるNo ballの次に与えられる保護球で、打者はNo ball時と同じ限られた方法でのみアウトになる。 | Free Hitの投球がさらにNo ballまたはWideで合法球にならなければ、合法球が投げられるまでFree Hitは継続する。 | ||
レッグバイLeg Bye LB | LB | バット以外の身体に当たり、打とうとしたと認められた場合に走って得る加点。 | ||
バイByes B | B | 打者に当たらずウィケットキーパーも止められずに得点となる場合。 | ||
ショートランShort Run | 打者がクリースに届く前に折り返すとそのランが無効になり1点減らされる。 | |||
デッドボールDead Ball | 審判がプレーを再開するまで得点やアウトが生じない状態。 | |||
アンパイアズコールUmpire's Call | DRSで、インパクトまたはウィケットに当たるかについて球跡追跡が僅差判定を示した場合に、場内判定を維持する分類。 | 選手レビューがUmpire’s Callだけで維持された場合、ICCのplaying conditionsではunchangedに分類され、そのイニングのレビュー枠を消費しない。 | ||
バウンダリーキャッチBoundary Catch | ロープ際の捕球またはセーブで、野手がボールに触れた時に境界内外のどちらに接地しているかで判定される。 | 2025年のICC playing-condition変更では、境界外で空中接触した野手は、その後完全に境界内へ着地し留まる必要があり、別の野手がプレーを完成させても同じ扱いとなる。 | ||
ストップクロックStop Clock | ICCのオーバーレート管理制度で、守備側は前のオーバー終了後60秒以内に次のオーバーの初球を投げる準備を整える必要がある。 | 各イニングで最初の2回は警告、3回目のstop-clock違反から5点のペナルティとなる。ICCは2025年のplaying-condition更新で白球形式の制度をテストにも拡大した。 | ||
ランRun R | R | 得点の基本単位。2人の打者が走って入れ替わり、反対側のクリースに届くと1点。 | 打った後に1〜3ラン走れる。バウンダリーなら走らずに4点か6点。 | |
バウンダリーBoundary | 競技場の外周。たいていロープで示され、転がって届けば4点、ノーバウンドで越えれば6点。 | 国際試合ではピッチ中央から65〜90ヤードの範囲に設ける。 | ||
フォーFour 4 | 4 | 打球が地面に触れてからバウンダリーに届く、または越えると4点。 | 審判は腕を胸の前で振ってフォーを示す。 | |
シックスSix 6 | 6 | 打球がノーバウンドでバウンダリーを越えると6点。 | 審判は両腕を頭上に上げる。T20ではシックス数が注目の数字になる。 | |
オーバーOver ov | ov | 1人の投手が同じ端から投げる正規の6球のまとまり。終わると別の投手が反対側から投げる。 | ワイドとノーボールは投げ直しなので、1オーバーが6球を超えることもある。 | |
ウィケットWicket W | W | ピッチの両端にある3本のスタンプと2本のベイル。打者のアウト1つもウィケットと呼び、10ウィケットでイニング終了。 | スコアは「得点/ウィケット」で読み、250-4は250点で4人アウト。 | |
ピッチPitch | グラウンド中央の整備された細長い区画。スタンプ間22ヤード(20.12m)、幅10フィート(3.05m)で、ここに投げる。 | 試合前に解説はピッチを読む。芝が多いとシーマー、乾いてひび割れるとスピナー有利。 | ||
ポッピングクリースPopping Crease | スタンプの4フィート(1.22m)手前の線。打者はバットか体をこの内側に着けていればセーフで、投手の前足も一部がこの内側に着く必要がある。 | ランアウトとスタンプは、ベイルが落ちた時点で打者がこの線の内側にいたかで決まる。 | ||
アピールAppeal | 守備側が審判にアウトかどうかを問うこと。伝統的に「ハウザット」と叫び、アピールがなければ審判はアウトを宣告しない。 | 審判がノットアウトと判断しても、国際試合ならDRSで異議を申し立てられる。 | ||
判定再検証システムDecision Review System DRS | DRS | 国際試合で、各チームが第3審判にリプレー、ボールトラッキング、エッジ検出でオンフィールド判定を確認させる仕組み。失敗できる回数に限りがある。 | 選手は両手でTの字を作って要求する。結果がアンパイアズコールなら判定は維持され、回数は減らない。 | |
ワイドのシグナルWide Signal | 両腕を水平に広げてボールがワイドであることを示す。 | |||
ノーボールシグナルNo-Ball Signal | 右腕を水平に伸ばし手のひらを下に向けてノーボールを示す。 | |||
バイのシグナルBye Signal | 片腕を頭上にまっすぐ上げてバイを示す。 | |||
レッグバイシグナルLeg Bye Signal | 片手を上げ膝に触れてレッグバイであることを示す。 | |||
アウトシグナルOut Signal | 人差し指を垂直に上げてアウトを宣告する。 | |||
フォーのシグナルFour Signal | 胸の高さで片腕を左右に振ってフォーを示す。 | |||
シックスのシグナルSix Signal | 両腕を真上に上げてシックスを示す。 | |||
レビューシグナルReview Signal | 両手で四角形を描いてサードアンパイアへのレビューを求める。 | |||
サイトスクリーンSight Screen | ボウラーの背後に立てられ打者へ明瞭な視認背景を与える大きな単色スクリーン。 | |||
クリケットバットCricket Bat | 柳材のブレードと籐のハンドルから成り、打者が打撃や防御に用いるバット。 | |||
クリケットボールCricket Ball | コルクと糸の芯を革の二枚張りで縫い合わせた硬球が標準的なクリケットボール。 | |||
スタンプスStumps | ボウラーが狙うウィケットを構成する三本の縦木柱。 | |||
ベイルBails | スタンプの上に載せられ、外れることで多くのアウトが成立する二本の小さな木片。 | |||
バッティングパッドBatting Pads | 脛や膝を衝撃から守るため打者が装着するレッグガード。 | |||
バッティンググローブBatting Gloves | 指ごとにパッドが入りバットを握る手を保護するバッティンググローブ。 | |||
ヘルメットHelmet | 硬いシェルと金属フェースガードを備え、高速の打球から打者や近距離守備を守るヘルメット。 | |||
アブドミナルガードAbdominal Guard | ズボン内に装着し股間を直撃から守る硬質のアブドミナルガード。 | |||
サイガードThigh Guard | 大腿前面に巻き付け衝撃を吸収する曲面フォームのサイガード。 | |||
アームガードArm Guard | 前腕に装着し、跳ね上がるボールの衝撃を和らげる軽量アームガード。 | |||
チェストガードChest Guard | シャツの下に着用し、ショートボールの衝撃から胸郭を守るフォームと樹脂のチェストガード。 | |||
ウィケットキーピンググローブWicketkeeping Gloves | ウェビングと厚いパッドを備え、高速や変化球を受け止めるウィケットキーパー専用グローブ。 | |||
ウィケットキーピングパッドWicketkeeping Pads | スタンプ後方での機動性を確保しつつ脛を守る、軽量で柔軟なキーパー用レッグガード。 | |||
ヘルメットグリルHelmet Grill | 視界を確保しつつ顔面を守るためヘルメットに装着する着脱式メタルグリル。 | |||
スコアボードScoreboard | 得点・ウィケット・オーバー数など試合情報を掲示するスコアボード。 | |||
練習ネットPractice Net | 打撃や投球を安全に反復できる囲い付きの練習ネットレーン。 | |||
ナイトウォッチマンNightwatchman | 終盤の厳しいコンディションから主力打者を守るために送り出される下位打者。 | テストマッチで日没やリバーススイングが強まる局面で選択される。 | ||
フォローオンFollow-on | 2イニング制の試合で、先に打った側が必要なリードを得た場合、相手に続けて再び打たせる選択肢。 | MCC Law 14では、5日以上の試合は200点、3または4日制は150点、2日制は100点、1日制は75点のリードが必要で、通知後は決定を変更できない。 | ||
DLS方式DLS Method DLS | DLS | 悪天候や時間損失で限定オーバー戦が中断した場合に、修正目標と勝者を公平に算出するICC採用方式。 | DLSは残りオーバーや失ったウィケットなどの資源から合計を再計算し、中断後の修正目標またはパースコアを出す。 | |
ディクラレーションDeclaration | マルチデー戦で勝利を狙い主将が自らイニングを打ち切る行為。 | リード幅、残り時間、ピッチの荒れ具合、天候予測を踏まえて判断する。 | ||
イニングブレークInnings Break | イニング間の公式休憩で、選手は休養と役割交代、戦略確認を行う。 | 限定オーバー戦では10分ほど、テストではランチとティーの休憩を含む。 | ||
ドリンクブレークDrinks Break | セッション中に設定された短い休止で、水分補給と戦術確認を行う。 | 限定オーバー戦ではイニング中盤、テストでは暑い条件で各セッションに一度行われる。 | ||
バッティングコラプスBatting Collapse | 短時間で複数のウィケットを失いイニングが崩壊する状況。 | スイングの猛攻やスピンの連続、追撃時の重圧で起きやすい。 | ||
パートナーシップPartnership | 二人の打者がアウト間に積み上げた得点で、イニングの支配度を示す。 | 再建局面や勝負を決めたスタンドを語る際に強調される。 | ||
イニングInnings inns | inns | チームの攻撃の回。10人アウト、オーバー消化、主将の宣言で終わる。制限オーバー戦は各1イニング、テストは最大2イニング。 | 英語では単数も複数も innings。 | |
トスToss | 試合前のコイントス。ホームの主将が投げ、ビジターの主将がコールし、勝った側が先攻か後攻かを選ぶ。 | ピッチと天候で選ぶ。ナイトゲームで露が出るなら先に投げることが多い。 |
データセットは、打撃、投球、守備、アウトの種類、試合形式、審判シグナル、分析用語を分類して整理しています。Test、ODI、T20、The Hundred の中継を見ながら調べるためのもので、試合状況をリアルタイム計算するものではありません。
検索欄では英語用語、ローカライズ名、略語、別名、キーワードを探せます。カテゴリでショット、投球変化、ルール、シグナル、試合文脈に絞り込み、深いリンクで特定項目を直接示せます。
このページは維持された参考データと出典メモをまとめたものですが、大会条件は形式やシーズンで変わることがあります。判定争い、公式記録、出場資格、ファンタジー採点、業務利用では MCC、ICC、大会、放送側の最新規則を確認してください。
このテーマに関するよくある疑問と回答をまとめました。
まず基本ルールの小講座で、得点、オーバーとイニング、アウト、審判の判定を学びます。試合場面の解説をたどるか、グラウンドの番号付きマーカーを選ぶと、説明と関連用語を結び付けられます。英語・日本語の名称、LBW・ODIなどの略語、収録された別名でも検索でき、カテゴリで絞れます。個別項目へのリンクで共有もできます。
1オーバーは1人の投手が同じ端から投げる有効球6球で、次は別の投手が反対側から投げます。ワイドとノーボールはその6球に数えません。オーバー数の12.4は12オーバーと有効球4球を意味し、小数ではありません。ウィケットは3本のスタンプと2本のベイルからなる設備、または打者のアウト1つを指します。各チーム11人の標準的なクリケットでは、10ウィケットを失うとそのイニングが終了します。
LBWはLeg Before Wicketの略で、表では「レッグビフォーウィケット」です。脚に当たるだけではアウトになりません。ノーボールでなく、先にバットに触れず、身体で遮らなければウィケットに当たると判断される必要があります。着地点、身体に当たる位置、打者が実際に打とうとしたかも条件に関わります。詳細はMCC規則36を確認してください。
Test(テストクリケット)は長形式で、一般に最大5日間、各チーム最大2イニングを打ちます。ODI(ワンデー・インターナショナル)は通常各チーム最大50オーバー、T20(トゥエンティ20)は通常最大20オーバーで、それぞれ1イニングです。日数の短いTestの変種や天候による短縮もあるため、実際の上限は大会の競技条件を確認してください。
打撃のストライクレート(SR)は打者が受けた100球当たりの得点です。投球のエコノミーレート(Econ)は投手に記録される1オーバー当たりの失点です。打撃SRが高いほど得点ペースが速く、投球Econが低いほど1オーバーの失点が少なくなります。役割が異なるため、数値を直接比較はできません。各定義は統計カテゴリで確認できます。
このページは用語の参考表であり、公式の審判判定や採点ツールではありません。用語を説明するもので、リアルタイムの得点、DRSの結果、ファンタジーの点数は計算しません。判定の争いや正式な用途では、MCCの現行規則、ICCの競技条件、該当大会や放送側の規則を確認してください。形式やシーズンで規則が異なることがあります。
このツールのデータは、以下の信頼できる情報源をもとに整理しています。
データ最終更新