NBAバスケットボール用語リファレンス表
代表的なNBA用語を略語や最新スタッツとともに分かりやすく整理しました。
カテゴリ
全ての分類
| 用語 | 略語 | カテゴリ | 説明 | 使い方・補足 |
|---|---|---|---|---|
| And-One | — | オフェンス戦術 | ファウルを受けながら決めたフィールドゴールで、追加のフリースローが与えられる。 | 接触を受けつつ決めた直後に叫ばれることが多く、記録上はフィールドゴール1本とフリースロー1本が加算される。 |
| Buzzer Beater | — | オフェンス戦術 | 試合またはピリオドのブザーが鳴る前に放たれ、入れば得点として認められるシュート。 | ボールが時間内に手を離れていれば得点となり、逆転や決勝の名場面になることが多い。 |
| Fast Break | — | オフェンス戦術 | ディフェンスが整う前にトランジションで仕掛ける速攻。 | スティールやロングリバウンドから始まり、高確率のゴール下チャンスを作り出す。 |
| カット (Cut) | — | オフェンス戦術 | ボールを持たない選手がリングやスペースへ素早く走り込む動き。 | パスコースを狙うディフェンスを逆手に取り、バックドアで簡単なレイアップを生み出す。 |
| ドライブアンドキック (Drive-and-Kick) | — | オフェンス戦術 | ドライブで守備を収縮させ、空いた味方へボールを蹴り出すプレー。 | ペリメーターのキャッチ&シュートを生み、ディフェンスのローテーションを乱す。 |
| ハイロー (High-Low Action) | — | オフェンス戦術 | ハイポストのパサーがゴール下でポジションを取る味方へ入れる連携。 | フロントディフェンスを崩し、ツインタワー編成でサイズ優位を活かせる。 |
| クロスオーバー (Crossover) | — | オフェンス戦術 | ボールを左右に切り替えてディフェンスの重心をずらすキレのあるドリブル。 | フェイクやスクリーンと合わせて使うとドライブコースを作り出せる。 |
| ドリブルハンドオフ (Dribble Handoff) | DHO | オフェンス戦術 | ボール保持者が味方へドリブルで近づきディフェンスを遮りながら手渡すプレー。 | シューターに勢いを付けて守備を追わせるモーションオフェンスの核となる。 |
| スタッガードスクリーン (Staggered Screen) | — | オフェンス戦術 | 連続してスクリーンを重ねカッターやシューターを解放する配置。 | ディフェンスに複数の壁を越えさせシューター用セットで多用される。 |
| フレアスクリーン (Flare Screen) | — | オフェンス戦術 | ボールから離れる方向へスクリーンし受け手がウイングへフェードしてシュートを狙う動き。 | シューターへのヘルプを逆手に取りピック&ロールのフェイクとも相性が良い。 |
| エレベータードア (Elevator Doors) | — | オフェンス戦術 | 二人のスクリーナーが間隔を空けて立ちカッター通過後に閉じてディフェンスを挟む戦術。 | アーク頂でシューターにクイックなキャッチ&シュートを打たせる目的で仕掛ける。 |
| ボックスアウト (Box Out) | — | ディフェンス概念 | 体を使って相手をリングから遠ざけ、リバウンドのスペースを確保する動作。 | シュートが放たれた瞬間に内側の位置を取り、その後ボールを追いかける。 |
| クローズアウト (Closeout) | — | ディフェンス概念 | ヘルプポジションから全力で詰め寄り、減速してバランスを保ちながらシューターにプレッシャーをかける動き。 | 外角シュートを邪魔しつつ一直線のドライブを許さないために行う。 |
| ヘルプディフェンス (Help Defense) | — | ディフェンス概念 | ウィークサイドから二線目の守備者がローテーションしてドライブやリング下を守る動き。 | オンボールの守備者が抜かれた際に発動し、声掛けで早めに戻り先に備える。 |
| オンボールプレッシャー (On-Ball Pressure) | — | ディフェンス概念 | ボールハンドラーに密着してリズムと視野を乱す守備。 | ディフェンスの起点でプレッシャーをかけ、時間を使わせたりターンオーバーを誘発したりする。 |
| デナイディフェンス (Off-Ball Denial) | — | ディフェンス概念 | ボールとマークマンの間に立ち、パスコースを遮断してキャッチを許さない守り方。 | エーススコアラーやシューターを遅らせ、バックドアカットを誘発するために用いられる。 |
| リムプロテクション (Rim Protection) | — | ディフェンス概念 | ブロックや垂直に飛び上がるコンテストでレイアップを防ぐリング下の守備。 | 最終ラインの支柱となり、外側の守備者が積極的にプレッシャーをかけられるようにする。 |
| スイッチディフェンス (Switch Defense) | — | ディフェンス概念 | スクリーンやカットに対してマークマンを入れ替え、ボールの前に留まる守備。 | スイッチ可能なラインナップで、ピック&ロールによるミスマッチを消すために使う。 |
| ヘッジアンドリカバー (Hedge and Recover) | — | ディフェンス概念 | スクリーナーの守備者が前に出てボールハンドラーを止め、その後素早く元のマークに戻るカバー。 | プルアップが得意なガードに有効で、ロールマンも抑えられる。 |
| ドロップカバレッジ (Drop Coverage) | — | ディフェンス概念 | ピック&ロールでビッグマンがペイントに下がり、リングとロールマンを守る守備法。 | プルアップは許しつつもロブとドライブ、ファウルを抑えられる。 |
| ブリッツカバレッジ (Blitz Coverage) | — | ディフェンス概念 | スクリーン後に二人でボールハンドラーに襲いかかり、ボールを手放させる守備。 | エリートクリエイターに対して用い、背後では素早いローテーションが求められる。 |
| アイスカバレッジ (Ice Coverage) | — | ディフェンス概念 | サイドピック&ロールでボールハンドラーを中央から離し、ベースラインのヘルプへ誘導する戦術。 | 攻撃を片側に留め、ウィークサイドのシューターを離さないようにするために使う。 |
| トップロック (Top Lock) | — | ディフェンス概念 | シューターの上側に位置取りしてスクリーンからの離脱を防ぎ、バックドアカットを強いる守り方。 | エリートシューターのピンダウンに対して使われ、背後にリムプロテクターがいることが条件となる。 |
| ウィークサイドローテーション (Weak-Side Rotation) | — | ディフェンス概念 | ヘルプ後に背面の守備者が連動して空いたスペースを埋める動き。 | トラップやヘルプ後のスクランブルで外角やレイアップを防ぐために必要。 |
| スタントアンドリカバー (Stunt and Recover) | — | ディフェンス概念 | ボールに向かって一歩踏み込みドライブを牽制し、すぐにシューターへ戻る守備。 | ウィングの守備者がヘルプの時間を稼ぎつつ外角を離さないために使う。 |
| ローラータッグ (Tag the Roller) | — | ディフェンス概念 | ウィークサイドの守備者が一瞬ロールマンに当たり、味方ビッグが戻るまでパスを遅らせる動き。 | ウィークサイドからヘルプに行くピック&ロール守備では欠かせない。 |
| ディグ (Dig) | — | ディフェンス概念 | ペリメーターの守備者がポストやドライブのコースに手を入れてボールをかき出す動き。 | ファウルを避けるタイミングが重要で、ポストプレーやドライブを妨げる。 |
| ネイルヘルプ (Nail Help) | — | ディフェンス概念 | フリースローライン付近に位置し、中央へのドライブを止める準備をする守備。 | パックラインのようなギャップ重視の守備で、一直線のドライブを遮断する役割を担う。 |
| スクラムスイッチ (Scram Switch) | — | ディフェンス概念 | ポストでミスマッチが生じる前に、小柄な守備者を別の味方と素早く入れ替える動き。 | スイッチ主体のチームがポストアップ狙いを耐えるために使う。 |
| エックスアウトローテーション (X-Out Rotation) | — | ディフェンス概念 | 2人の守備者がエックスのように交差して、コーナーとウィングのシューターを守るローテーション。 | 現代NBAのスペーシングで、ヘルプ後のスクランブルに多用されるテクニック。 |
| パックラインディフェンス (Pack Line Defense) | — | ディフェンス概念 | マンツーマンで守りながら、仮想のライン内に下がってドライブを封じる守備コンセプト。 | カレッジで広く使われ、ドライブを遅らせつつキックアウトの3ポイントもケアするためにNBAでも応用される。 |
| フルコートプレス (Full-Court Press) | — | ディフェンス概念 | ボールを奪った直後からコート全体でプレッシャーをかけ、ボール運びを妨げる守備。 | 相手のリズムを崩し、ターンオーバーを誘発したり流れを変えたりするために使う。 |
| トラップディフェンス (Trap Defense) | — | ディフェンス概念 | 2人で挟み込んで逃げ道を消し、ターンオーバーや速い判断を強いる守備。 | サイドラインやコーナーで境界線を第三の守備者として利用すると効果的。 |
| チャージングを取る (Take a Charge) | — | ディフェンス概念 | 正当な守備位置を確保し、接触を受けてオフェンスファウルを誘うプレー。 | 流れを変え、相手にファウルを重ねさせながらボールを奪い返すプレー。 |
| バーティカリティ (Verticality) | — | ディフェンス概念 | 腕を垂直に保ったまま真上に跳べばファウルにならないという守備の原則。 | ビッグマンに対し、リングを守る際に腕を振り下ろさず自分のシリンダー内で守ることを促す。 |
| シェルドリル (Shell Drill) | — | ディフェンス概念 | マンツーマン守備のポジショニングやヘルプ、ローテーションを身につける練習メニュー。 | 日常的練習で実施し、コミュニケーションと試合速度でのローテーションを定着させる。 |
| ボックスセット (Box Set) | — | ゲーム戦略 | レーン沿いに四人が箱型に並び、カッターやスクリーンを仕掛けるハーフコート布陣。 | ベースラインのスローインやセット開始でフェイクを作り、守備の判断ミスを誘う。 |
| シカゴアクション (Chicago Action) | — | ゲーム戦略 | オフボールでのピンダウンから同じシューターへのドリブルハンドオフにつなげる連続動作。 | スピードに乗ったシューターにボールを渡し、ヘルプディフェンスに難しい判断を迫る。 |
| ディレイシリーズ (Delay Series) | — | ゲーム戦略 | トレイラーのビッグマンがトップでボールを持ち、ハンドオフと読み合いで展開する5アウトの形。 | 守備の緊張が緩むのを待ち、ガードのバックドアやスプリットカットを生かす。 |
| ダブルドラッグ (Double Drag) | — | ゲーム戦略 | トランジションで二人のスクリーナーを連続配置し、ボールハンドラーにレーンを開ける。 | ショットクロック序盤に仕掛け、整い切っていないドロップやスイッチ守備を突く。 |
| ドリブルドライブモーション (Dribble-Drive Motion) | DDM | ゲーム戦略 | 4アウトで絶えずドライブを仕掛け、キックアウトの読みでシュートを作る攻撃。 | 収縮守備を崩し、ドライブ&キックのリズムでクローズアウトを攻める。 |
| エレベータースクリーン (Elevator Screen) | — | ゲーム戦略 | シューターが間を抜けた直後に二人のスクリーナーが閉じて追う守備を遮断する動き。 | 追うディフェンダーを止め、トップ付近でのキャッチ&シュートを作り出す。 |
| フレックスオフェンス (Flex Offense) | — | ゲーム戦略 | ベースラインのフレックスカットとダウンスクリーンを繰り返す連続性の高い攻撃システム。 | 規律的な動きを求めるチームに向き、絶え間ないカットでフリーを作る。 |
| フロッピーアクション (Floppy Action) | — | ゲーム戦略 | リング下からスタートしたシューターが左右の連続スクリーンのどちらかを選んで抜ける動き。 | タイムアウト後のセットで多用され、ディフェンスの追い方を読んでルートを変えられる。 |
| ゴーストスクリーン (Ghost Screen) | — | ゲーム戦略 | スクリーンに入るふりをして接触前に抜け出し、スイッチ判断を狂わせる動き。 | スイッチ前提で守るチームに有効で、守備に再調整を迫る。 |
| ハンマーアクション (Hammer Action) | — | ゲーム戦略 | ベースラインドライブと同時にウィークサイドでフレアスクリーンを仕掛け、コーナースリーを空ける。 | ロールマンにタグに来るコーナーのヘルプを逆手に取り、空いたシューターを生む。 |
| ホーンズセット (Horns Set) | — | ゲーム戦略 | エルボーに2人のビッグマンを置き、ガードをウイングに広げるハーフコート布陣。 | ポイントガードの判断でピック&ロールやハイロー、ハンドオフへ派生する。 |
| アイソレーション (Isolation) | ISO | ゲーム戦略 | コートを広げてクリエイターがヘルプなしの1対1を仕掛けられるようにする。 | ショットクロック終盤や有利なマッチアップを見つけたときに用いる。 |
| アイバーソンカット (Iverson Cut) | — | ゲーム戦略 | フリースローライン付近で平行に立つ二つのスクリーンを使い、ウイングで受けるガードの横切り動作。 | ベースラインスローインやセット開始で使われ、ウイングのアイソレーションやピック&ロール、ポストエントリーにつながる。 |
| モーションオフェンス (Motion Offense) | — | ゲーム戦略 | 止まらないカットとスクリーン、状況読みで構成される自由度の高い攻撃。 | 複数のプレーメーカーを持つチームがボールと人の動きを連動させて守備を揺さぶるのに最適。 |
| 1-4ハイセット (1-4 High Set) | — | ゲーム戦略 | トップに1人、フリースローライン延長上に4人を並べる配置。 | バックドアやハイロー、対称的なボールスクリーンなど多彩なオプションにつながる。 |
| ピック&ポップ (Pick-and-Pop) | PnP | ゲーム戦略 | スクリーンを当てた後にロールせず外側へ開いてジャンプショットを狙う動き。 | ビッグマンに外まで守らせ、ガードのドライブやパスコースを広げる。 |
| ピック&ロール (Pick-and-Roll) | PnR | ゲーム戦略 | ボールハンドラーが味方のスクリーンを使って守備を動かし、攻め込むかパスを判断する。 | ミスマッチを生み、守備を収縮させてローテーションを引き出す基本アクション。 |
| ピストルアクション (Pistol Action) | — | ゲーム戦略 | ウイングでのドリブルハンドオフと直後のボールスクリーンを組み合わせた2ガードの連係。 | ディフェンスが整う前のアーリーオフェンスで素早くピック&ロールを起動できる。 |
| プリンストンオフェンス (Princeton Offense) | — | ゲーム戦略 | ハイポストでのハンドオフやバックドア、厳格なスペーシングを柱にした読み合い型オフェンス。 | テンポを管理したいチームが粘り強く回し、オーバープレーをバックドアで突くのに向く。 |
| ショートロール (Short Roll) | — | ゲーム戦略 | スクリーン後にリングまで下りず、フリースローライン付近でパスを受ける動き。 | ダブルチームに対してビッグマンが高い位置からフローターやパスを裁けるようにする。 |
| スペインピック&ロール (Spain Pick-and-Roll) | Spain PnR | ゲーム戦略 | 最初のスクリーン後に第三の味方がロールマンのマークマンへ背面スクリーンを当てる三人連係。 | 二重のスクリーンで守備の連携を乱し、ドロップやスイッチの隙を突く。 |
| スプレッドピック&ロール (Spread Pick-and-Roll) | — | ゲーム戦略 | 4人のシューターを外側に広げ、ピック&ロールでヘルプ守備を引き離す形。 | ボールハンドラーに広いドライブレーンとキックアウト角度を提供し、守備の収縮を読めるガードに向く。 |
| スプリットカット (Split Cut) | — | ゲーム戦略 | ポストにボールを入れた直後に二人の外角選手が交差やスクリーンで守備を振り切る動き。 | ポストオフェンスの重要なきっかけで、守備のヘルプを利用してスリーやスリップを作る。 |
| スタッガースクリーン (Stagger Screens) | — | ゲーム戦略 | 角度をずらした複数のスクリーンを連続配置し、カッターが段差を抜けるアクション。 | トランジションやタイムアウト後に多用され、カールやフェイドするシューターを解放する。 |
| トライアングルオフェンス (Triangle Offense) | — | ゲーム戦略 | サイドラインに三角形のスペーシングを作り、ウィークサイドでツーゲームを展開するコンセプト。 | ポストタッチとカット、スペーシングのバランスでダブルチームへの対応を図る。 |
| ツーフォーワン (Two-for-One) | — | ゲーム戦略 | ピリオド終盤にこちらが2回の攻撃権を得て相手を1回に抑える戦略。 | 残り35~40秒で素早くシュートし、最後のポゼッションを自分たちに残す。 |
| ジッパーアクション (Zipper Action) | — | ゲーム戦略 | ローポストから垂直にスクリーンを使ってトップへ上がり、ボールを受ける動き。 | トップでのピック&ロールやポストエントリー、次の連係を始める入口となる。 |
| ズームアクション (Zoom Action) | — | ゲーム戦略 | ウイングでのピンダウンからそのままドリブルハンドオフにつなぎ、ディフェンダーを追わせ続けるアクション。 | スイッチやトップロック守備に対し、シューターを動かし続けて優位を得るのに適する。 |
| リムプロテクター (Rim Protector) | — | 役割・ポジション | リング際のシュートを封じることを得意とする守備のスペシャリスト。 | ブロックやショットの軌道を変えてリング付近の守備を支える。 |
| スリーアンドD (Three-and-D) | 3&D | 役割・ポジション | 確かな3ポイントと外回りの守備を兼ね備えたウイング。 | コートを広げつつ相手の主力シューターをマークする。 |
| シャープシューター (Sharpshooter) | — | 役割・ポジション | 遠距離からの高精度なシュートで知られるスコアラー。 | スクリーンを利用して受けたりスポットアップで守備を広げさせる。 |
| スラッシャー (Slasher) | — | 役割・ポジション | ドリブルでリングにアタックすることを得意とする選手。 | リングアタックで守備を収縮させ、外の味方へキックアウトを作る。 |
| マイクロ波スコアラー (Microwave Scorer) | — | 役割・ポジション | 短時間でリズムに乗り大量得点を挙げられるベンチスコアラー。 | 出場すると積極的なシュートで流れを変える役割を担う。 |
| フロアジェネラル (Floor General) | — | 役割・ポジション | 味方を導き試合のテンポを操る司令塔となるボールハンドラー。 | セットを指示し守備を読み取りながらオフェンスの流れを整える。 |
| ツーウェイプレーヤー (Two-Way Player) | — | 役割・ポジション | オフェンスとディフェンスの両面で存在感を示す選手。 | 多才でバランスが良く、終盤でも起用され続ける。 |
| ロックダウンディフェンダー (Lockdown Defender) | — | 役割・ポジション | 相手のエーススコアラーを封じる役目を担う守備スペシャリスト。 | スクリーンをかいくぐりながら厳しいマッチアップを任される。 |
| グルーガイ (Glue Guy) | — | 役割・ポジション | ハッスルやスクリーン、判断力でチームをつなぐつなぎ役の選手。 | ギャップを埋め守備で声を出し、オフェンスの流れを滞らせない。 |
| リムランナー (Rim Runner) | — | 役割・ポジション | コートを走り抜けリングへダイブしてアリウープを狙うビッグマン。 | トランジションで守備を伸ばし、ガードのロングパスに応える。 |
| ピックアンドロールボールハンドラー (Pick-and-Roll Ball Handler) | — | 役割・ポジション | ピック&ロールを仕掛け様々な守備対応を読み切る司令塔。 | スクリーンを操ってミスマッチを生み、味方や自らの得点を作る。 |
| ピックアンドロールのロールマン (Pick-and-Roll Roll Man) | — | 役割・ポジション | スクリーン後にリングへダイブしてフィニッシュや展開を担うビッグマン。 | 力強くロールして守備をローテーションさせ、シューターやショートロールを生かす。 |
| ポストアップスペシャリスト (Post-Up Specialist) | — | 役割・ポジション | 背中をバスケットに向けてポストで得点することを得意とするビッグマン。 | ポストプレーでダブルチームを引き出し、テンポを落としてインサイドアウトを作る。 |
| グラスクリーナー (Glass Cleaner) | — | 役割・ポジション | オフェンスとディフェンスの両面でリバウンドを支配する選手。 | オフェンスリバウンドで二次攻撃を生み、ディフェンスリバウンドで守備を完結させる。 |
| エンフォーサー (Enforcer) | — | 役割・ポジション | フィジカルで相手のラフプレーを抑止し味方を守る役割の選手。 | ハードスクリーンやファウル、声掛けでタフネスを植え付ける。 |
| シックスマン (Sixth Man) | — | 役割・ポジション | ベンチスタートながらスターター級のインパクトを与える主力控え。 | セカンドユニットの得点源とペースメーカーとなり終盤も起用される。 |
| クロージャー (Closer) | — | 役割・ポジション | 試合終盤でボールを託され得点や創造を任される頼れる存在。 | アイソレーションや終盤のセット、決勝フリースローを託される。 |
| フランチャイズプレーヤー (Franchise Player) | — | 役割・ポジション | チームが将来像を託して編成を組む看板スター。 | チーム文化とゲームプランを方向付けし毎試合主力として牽引する。 |
| 得点 (Points) | PTS | アドバンスドスタッツ | フィールドゴールとフリースローで積み上げた総得点。 | 得点力を示す基本指標で各種平均値の基盤となる。 |
| リバウンド (Rebounds) | REB | アドバンスドスタッツ | 外れたシュートを確保してポゼッションを奪い返すプレー。 | オフェンスとディフェンスに分かれポゼッション争いを左右する。 |
| オフェンスリバウンド (Offensive Rebound) | OREB | アドバンスドスタッツ | 自チームのシュートミス後に確保して攻撃を続けるリバウンド。 | セカンドチャンスを生み出しゴール下でのハッスルを示す。 |
| ディフェンスリバウンド (Defensive Rebound) | DREB | アドバンスドスタッツ | 守備側が確保して相手のポゼッションを終わらせるリバウンド。 | 速攻の起点になりセカンドチャンスを許さない指標。 |
| アシスト (Assist) | AST | アドバンスドスタッツ | スタッツ担当が得点に直結したと認めるパス。 | プレーメイク力を示しASTとTOVの比率などに活用される。 |
| スティール (Steal) | STL | アドバンスドスタッツ | ディフェンダーが反則なくボールを奪って相手の攻撃を終わらせるプレー。 | 速攻のきっかけになり個人とチームの守備圧を示す指標となる。 |
| ブロック (Block) | BLK | アドバンスドスタッツ | ファウルせずにシュートコースを叩き落として得点を阻むプレー。 | リムプロテクトの要であり速攻につながることも多い。 |
| ターンオーバー (Turnover) | TOV | アドバンスドスタッツ | ミスやバイオレーションでシュート前にポゼッションを失うプレー。 | 攻撃効率を下げASTとの比率分析で重視される。 |
| フィールドゴール成功 (Field Goal Made) | FGM | アドバンスドスタッツ | フリースローを除く2点と3点の成功したフィールドゴール。 | 試投数と合わせてシュート傾向を把握しFG%の分子となる。 |
| フィールドゴール試投 (Field Goal Attempt) | FGA | アドバンスドスタッツ | 成功すればフィールドゴールとして記録される試投。 | シュート量を示しFG%の分母として用いられる。 |
| フィールドゴール成功率 (Field Goal Percentage) | FG% | アドバンスドスタッツ | 成功数を試投数で割り総合的なシュート精度を示す指標。 | シュート量に関係なく得点効率を手早く比較できる。 |
| 3ポイントシュート成功 (Three Point Field Goal) | 3PM | アドバンスドスタッツ | 3ポイントライン外から成功させて3点を獲得するシュート。 | 現代バスケのスペーシングを支える要素で他のシュートと区別して集計される。 |
| 3ポイント成功率 (Three Point Percentage) | 3P% | アドバンスドスタッツ | 3ポイント成功数を試投数で割って長距離の精度を示す。 | シューターの脅威度やスペーシング力を測る主要な数値。 |
| フリースロー成功 (Free Throw Made) | FTM | アドバンスドスタッツ | フリースローラインから守備なしで決める1点シュート。 | ファウルを誘った際の得点力を示し終盤の勝敗にも直結する。 |
| フリースロー成功率 (Free Throw Percentage) | FT% | アドバンスドスタッツ | 成功数を試投数で割りフリースローの安定感を示す指標。 | 終盤の勝敗を左右する重要数値でTS%などにも組み込まれる。 |
| 出場時間 (Minutes Played) | MIN | アドバンスドスタッツ | 試合中にコートでプレーした時間の総計。 | 采配やコンディション管理を示し1分あたり指標の土台となる。 |
| プラスマイナス (Plus-Minus) | +/- | アドバンスドスタッツ | その選手が出場している間のチームの得失点差。 | 従来のスタッツでは見えない選手の貢献度や影響力を測る。 |
| トゥルーシューティング% (True Shooting Percentage) | TS% | アドバンスドスタッツ | 2点、3点、フリースローすべてを考慮したシュート効率の指標。 | 現代の分析において得点効率を評価する最も重要な指標。 |
| 出場試合数 (Games Played) | GP | アドバンスドスタッツ | 時間の長短に関係なく出場した試合の数。 | 出場耐久性を示し平均系リーダーボードの資格となる。 |
| 1試合平均得点 (Points Per Game) | PPG | アドバンスドスタッツ | 総得点を出場試合数で割り安定した得点力を示す。 | 得点王争いや歴史的比較で重視される代表的な指標。 |
| 1試合平均リバウンド (Rebounds Per Game) | RPG | アドバンスドスタッツ | 総リバウンド数を試合数で割り平均的なリバウンド力を示す。 | リバウンドリーダーやインサイドの役割を判断する材料となる。 |
| 1試合平均アシスト (Assists Per Game) | APG | アドバンスドスタッツ | 総アシスト数を試合数で割り平均的なプレーメイク力を示す。 | ガード評価やオフェンスの出来を測る基準となる。 |
| ダブルダブル (Double Double) | — | アドバンスドスタッツ | 1試合で2つの主要スタッツがいずれも二桁に達した状態。 | 得点とリバウンドやアシストを組み合わせたバランス型が代表的。 |
| トリプルダブル (Triple Double) | — | アドバンスドスタッツ | 1試合で3項目の主要スタッツがすべて二桁に到達した記録。 | 得点リバウンドアシストの組み合わせが一般的で万能ぶりを示す。 |
| 使用率 (Usage Rate) | USG% | アドバンスドスタッツ | シュートフリースローターンオーバーで終わるポゼッション割合を推定する指標。 | 出場時間に左右されずオフェンスがどれだけ選手を経由するかを示す。 |
| トゥルーシューティング成功率 (True Shooting Percentage) | TS% | アドバンスドスタッツ | 2点3点フリースローを統合して得点効率を示す指標。 | シュート価値を補正し役割の違いを越えて得点効率を比較できる。 |
| 有効フィールドゴール成功率 (Effective Field Goal Percentage) | eFG% | アドバンスドスタッツ | 3ポイントを加重して算出するフィールドゴール成功率。 | 2点と3点の価値を補正し総合的なシュート効率を比較できる。 |
| フリースロー率 (Free Throw Rate) | FTr | アドバンスドスタッツ | フリースロー試投数をフィールドゴール試投数で割りリングへの圧力を示す。 | 値が高いほど積極的なドライブでファウルをもらう力があると分かる。 |
| プレーヤー効率値 (Player Efficiency Rating) | PER | アドバンスドスタッツ | ジョン・ホリンガーが考案した1分当たりの総合指標で平均値は15に設定されている。 | ボックススコアの影響を一つの数字にまとめてポジションを越えた比較をしやすくする。 |
| プラスマイナス (Plus Minus) | +/- | アドバンスドスタッツ | 選手がコートに立っている間の得失点差でチームへの影響を示す。 | ラインナップ分析に役立つが味方や対戦相手の影響を受ける。 |
| ボックスプラスマイナス (Box Plus Minus) | BPM | アドバンスドスタッツ | ボックススコアを基に100ポゼッション当たりで平均よりどれだけ貢献したかを推計する指標。 | ポジションやテンポを補正し正の値なら平均以上の働きを示す。 |
| オフェンシブレーティング (Offensive Rating) | ORtg | アドバンスドスタッツ | 選手またはチームが100ポゼッションで生み出す得点数を示す指標。 | 値が高いほど攻撃効率が良くディフェンスレーティングとの比較でネット値を求める。 |
| ディフェンシブレーティング (Defensive Rating) | DRtg | アドバンスドスタッツ | 選手またはチームが100ポゼッション当たりで許す失点数。 | 値が低いほど守備力が高くオフェンスレーティングとの差でネット値を算出する。 |
| ネットレーティング (Net Rating) | NetRtg | アドバンスドスタッツ | オフェンスとディフェンスのレーティング差で100ポゼッション当たりの得失点差を示す。 | 正の値ならテンポ補正後も相手を上回っていると判断できる。 |
| ペース (Pace) | — | アドバンスドスタッツ | 48分間にチームが消化するポゼッション数。 | 値が高いほど試合のテンポが速くスタッツ総量も増える。 |
| プレーヤーインパクト指標 (Player Impact Estimate) | PIE | アドバンスドスタッツ | NBAが算出する指標で選手のプラス要素を試合全体のイベントで割り影響度を示す。 | NBA公式サイトのダッシュボードなどで単試合の影響度を手早く把握するために使われる。 |
| ゲームスコア (Game Score) | — | アドバンスドスタッツ | ジョン・ホリンガーが考案した単一試合のボックススコアを一つの数値にまとめる指標。 | 高度なトラッキングなしで目立った試合を素早く比較できる。 |
| ウィンシェア (Win Shares) | WS | アドバンスドスタッツ | Basketball Referenceが算出する攻守両面でチームにもたらした勝利数の推計。 | シーズン単位の価値議論に使われるがチーム成績や出場時間に左右される。 |
| 48分当たりウィンシェア (Win Shares Per 48 Minutes) | WS/48 | アドバンスドスタッツ | ウィンシェアを出場時間で割り出しプレー時間の差をならして比較できる指標。 | 効率的な控え選手を浮き彫りにし時代を越えた比較にも向く。 |
| 代替選手超過価値 (Value Over Replacement Player) | VORP | アドバンスドスタッツ | BPMを基に控えレベルと比べてどれだけ勝利を上積みしたかを推計する指標。 | 総合的な貢献を勝利数に換算しMVP議論などで用いられる。 |
| アシスト成功率 (Assist Percentage) | AST% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間にアシストしたチームメイトのフィールドゴールの割合の推定値。 | プレーヤーのプレーメイキング能力とオフェンスへの関与度を測る指標。 |
| ブロック成功率 (Block Percentage) | BLK% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間にブロックした相手の2ポイントフィールドゴール試行の割合の推定値。 | プレーヤーのショットブロッキング能力とディフェンスでの存在感を測る指標。 |
| ディフェンスリバウンド成功率 (Defensive Rebound Percentage) | DRB% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間に獲得したディフェンスリバウンドの割合の推定値。 | ディフェンス面でのリバウンド獲得の有効性を測る指標。 |
| オフェンスリバウンド成功率 (Offensive Rebound Percentage) | ORB% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間に獲得したオフェンスリバウンドの割合の推定値。 | セカンドチャンスの機会を創出するプレーヤーの有効性を測る指標。 |
| スティール成功率 (Steal Percentage) | STL% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間にスティールで終わった相手のポゼッションの割合の推定値。 | パスコースを妨害し、ターンオーバーを生み出すプレーヤーの能力を測る指標。 |
| ターンオーバー成功率 (Turnover Percentage) | TOV% | アドバンスドスタッツ | 100プレーあたりのターンオーバーの推定値。 | プレーヤーのボールセキュリティと意思決定を測る指標。 |
| 合計リバウンド成功率 (Total Rebound Percentage) | TRB% | アドバンスドスタッツ | プレーヤーがフロアにいる間に獲得した利用可能なリバウンドの割合の推定値。 | プレーヤーの総合的なリバウンドの有効性を測る指標。 |
| Hack-a | — | ルールとシチュエーション | フリースローが苦手な選手にわざとファウルしてラインに送る戦術。 | リズムを崩したり、フリースロー成功率の低さを突く目的で使われる。 |
| Hand-Checking | — | ルールとシチュエーション | 手や前腕を使って、ペリメーターでボールマンの動きを妨げる行為。 | かつては合法だったが、動きの自由を確保するためNBA規則で制限された。 |
| トラベリング違反 (Traveling Violation) | — | ルールとシチュエーション | ボールを保持したままピボット足を不正に動かしたり追加のステップを踏む違反。 | ボール保持者が不当に有利にならないよう適用される判定。 |
| ダブルドリブル (Double Dribble) | — | ルールとシチュエーション | ボールをつかんだ後に再びドリブルしたり両手で同時にドリブルする違反。 | ドリブルを終了した選手が再び動き出す前にパスかシュートを選択させるために適用される。 |
| キャリング違反 (Carrying Violation) | — | ルールとシチュエーション | ドリブル中に手をボールの下へ回したり掌で支えて一時停止させる違反。 | ボールハンドラーが過度なコントロールや間を取る利点を得ないよう適用される。 |
| ゴールテンディング (Goaltending) | — | ルールとシチュエーション | ボールが下降中またはバックボードに当たった後でまだリングより上にある際に触れる違反。 | 正当な得点機会を守るためオフェンスに得点が認められる。 |
| バスケットインターフェアレンス (Basket Interference) | — | ルールとシチュエーション | ボールがリング上やバックボード付近にあるときに触れたりゴールを揺らしてシュートに影響する違反。 | ボールがシリンダー内にある間に操作されるのを防ぐため適用される。 |
| ディフェンス3秒違反 (Defensive Three-Second Violation) | — | ルールとシチュエーション | ディフェンダーが制限区域内で3秒以上相手を密着マークせずに留まる違反。 | テクニカルフリースローが与えられ攻撃側のボール保持が続き、スペーシングを保つために適用される。 |
| オフェンス3秒違反 (Offensive Three-Second Violation) | — | ルールとシチュエーション | 攻撃側の選手が味方がボールを保持している間に制限区域内へ3秒以上留まる違反。 | オフェンスのスペーシングと動きを保つために適用される。 |
| 8秒違反 (Eight-Second Violation) | — | ルールとシチュエーション | 攻撃側がボール獲得後8秒以内にハーフラインを越えられない違反。 | オフェンス開始を促しバックコートでの時間稼ぎを防ぐために適用される。 |
| バックコートバイオレーション (Backcourt Violation) | — | ルールとシチュエーション | フロントコートでボールコントロールを確立した後に再びバックコートへ戻す違反。 | ボールを前進させた後にプレッシャーから逃れるため後退するのを禁じるために適用される。 |
| ショットクロックバイオレーション (Shot Clock Violation) | — | ルールとシチュエーション | オフェンスがショットクロック内にリングに当たるシュートを放てない違反。 | 各ポゼッションで適時にシュートを放たせ試合のテンポを保つために適用される。 |
| 5秒インバウンド違反 (Five-Second Inbound Violation) | — | ルールとシチュエーション | レフェリーからボールを受け取って5秒以内にパスを出さないスローイン違反。 | スローインでの時間稼ぎを防ぎプレーを速やかに再開させるために適用される。 |
| 5秒密着マーク違反 (Five-Second Closely Guarded Violation) | — | ルールとシチュエーション | ボール保持者が密着マークを受けながら5秒以内にパス・シュート・ドライブを行わない違反。 | 主にフロントコートでの時間稼ぎを抑える目的で適用される。 |
| キックボール違反 (Kicked Ball Violation) | — | ルールとシチュエーション | 足や脚で意図的にボールに触れて有利になろうとする違反。 | ディフェンスが脚でパスを妨害するのを防ぐため試合を止めショットクロックをリセットする。 |
| レーン違反 (Lane Violation) | — | ルールとシチュエーション | フリースローの際に選手が早く制限区域へ入ったりラインを踏む違反。 | リバウンド争いの公平性を保つため進入タイミングを管理する目的で適用される。 |
| ポイントガード (Point Guard) | PG | ポジション | オフェンスを指揮しボールを最も扱い、試合のテンポを整える司令塔。 | ボールを運び、ピック&ロールを仕掛け、味方の配置を整える。 |
| シューティングガード (Shooting Guard) | SG | ポジション | アウトサイドシュートやドライブ得点、セカンドメイクを担うウイングガード。 | オフボールスクリーンからシュートし、スペースを広げ、クローズアウトを突いて得点する。 |
| スモールフォワード (Small Forward) | SF | ポジション | 得点力とウイング守備、セカンドメイクを兼ね備える多才なウイング。 | ミスマッチを攻め、複数ポジションを守り、トランジションやハーフコートで潤滑油となる。 |
| パワーフォワード (Power Forward) | PF | ポジション | インサイドのフィジカルとフェイスアップ得点、スクリーンやリバウンドを担う前線選手。 | 力強いスクリーンやポジション取り、リバウンド争い、リング周辺やミドルで得点する。 |
| センター (Center) | C | ポジション | チームで最も大きくリムを守り、リバウンドを支配し、ポストやロールで得点する要。 | ペイントを守り、戦術に応じてピック&ロールをカバーし、ロブやポストで決める。 |
| コンボガード (Combo Guard) | CG | ポジション | 状況に応じてポイントガードの創造力とシューティングガードの得点力を担うガード。 | 味方とボール運びを分担し、必要に応じてオフェンスを開始し、オフボールでフィニッシュやスペーシングをこなす。 |
| ポイントフォワード (Point Forward) | PFwd | ポジション | フロントコートのサイズを持ちながらオフェンスを組み立て仲間を生かす前線プレーメーカー。 | リバウンドから自ら速攻を出し、ハーフコートで指揮を執り、視野とサイズでミスマッチを突く。 |
| スウィングマン (Swingman) | SW | ポジション | シューティングガードとスモールフォワードを行き来できる多才なウイング。 | 複数の外回りを守り、スペースを確保し、マッチアップに応じて役割を変える。 |
| ストレッチフォー (Stretch Four) | S4 | ポジション | スリーポイントまで広がってスペースを作りつつ、サイズでリバウンドや守備を担うフォワード。 | アーク外で待ち、ピック&ポップを行い、リムプロテクターをペイントから引き離す。 |
| ストレッチファイブ (Stretch Five) | S5 | ポジション | 信頼できる外角シュートでスペースを作りつつ、リム守備とリバウンドも担うセンター。 | トランジションでトレーラーとして3ポイントを狙い、スクリーン後にポップし、外の間隔とペイント守備を両立する。 |
| スモールボールセンター (Small-Ball Center) | SBC | ポジション | 小柄ながら5番を務め、スピードとスイッチ守備、ボールムーブをもたらすセンター。 | ガードにもスイッチし、リバウンド後に速攻を押し上げ、ショートロールや外のパス回しでスペースを作る。 |
| ツーウェイウイング (Two-Way Wing) | TWW | ポジション | 相手主力の外を守りつつ、スペース確保や得点でも貢献するウイング。 | 相手エースウイングをマークし、素早くローテーションし、オフェンスでは待ち構えてシュートやカットで決める。 |
| リムランニングビッグ (Rim-Running Big) | RRB | ポジション | コートを走り抜け、ピック&ロールで素早くダイブし、ロブでリングを脅かす機動力あるビッグマン。 | トランジションでレーンを走り、高い位置でスクリーンを立て、ロブを決め、垂直の脅威で守備を収縮させる。 |
| ストレッチウイング (Stretch Wing) | SWg | ポジション | 高確率の外角シュートでドライブレーンを広げ、スペーシングを支えるウイング。 | コーナーやウイングで待機し、キャッチ&シュートのために動き直し、ヘルプ守備を咎める。 |
| パーソナルファウル (Personal Foul) | PF | ファウル種別 | 相手への通常の接触で取られる反則で、選手個人のファウル数に加算される。 | 6回で退場となり、各ピリオドのチームファウル数にも加算される。 |
| チームファウル (Team Foul) | チームF | ファウル種別 | ピリオド内にチーム全体で積み重なる個人ファウルで、相手がボーナスに入る基準となる。 | 1クォーターで5つ目(延長は2つ目)から多くの非シュートファウルでフリースローが与えられる。 |
| ダブルファウル (Double Foul) | — | ファウル種別 | 同一のプレーで双方の選手に同時に科される個人ファウル。 | フリースローはなく、保持していたチームにボールを戻すか、双方無保持ならジャンプボールで決める。 |
| シューティングファウル (Shooting Foul) | — | ファウル種別 | シュートモーション中のシューターに対して犯すディフェンスファウル。 | 2本または3本のフリースローが与えられ、ショットが決まればアンドワンになる。 |
| ブロッキングファウル (Blocking Foul) | — | ファウル種別 | ボールハンドラーに対し合法なガードポジションを取る前に接触した際に科されるファウル。 | ブロックとチャージの判定の一種で、相手がボーナスに入るとフリースローが与えられる。 |
| チャージングファウル (Charging Foul) | — | ファウル種別 | 合法な守備位置を確立したディフェンダーにオフェンスが突っ込むことで発生する反則。 | オフェンスのターンオーバーとなり、相手がボーナスでない限りフリースローは与えられない。 |
| オフェンスファウル (Offensive Foul) | OF | ファウル種別 | ボールを支配する側が犯す反則的な接触で、チャージや押し出し、違反スクリーンなどが含まれる。 | 必ずターンオーバーとなり、相手がボーナスに入っている場合のみフリースローが与えられる。 |
| ルーズボールファウル (Loose Ball Foul) | — | ファウル種別 | 両チームが支配していないボールを争っている際に起こる接触ファウル。 | リバウンド争いやルーズボールの競り合いでよく見られ、通常のファウルとして扱われる。 |
| オーバー・ザ・バックファウル (Over-the-Back Foul) | — | ファウル種別 | リバウンドやルーズボールで相手の背後から乗りかかるように接触した際の反則。 | 通常のパーソナルファウルとして扱われ、チームファウルを早くかさませる原因になる。 |
| リーチインファウル (Reach-In Foul) | — | ファウル種別 | ディフェンダーが横や背後から手を伸ばしてボールハンドラーの腕や体を叩いた際に取られる個人ファウル。 | 主に外角の守備でコールされ、通常のファウルと同様に累積される。 |
| ハンドチェックファウル (Hand-Check Foul) | — | ファウル種別 | ペリメーターでボールハンドラーの動きを手で妨げ続けた際に科される反則。 | オフェンスの自由度を保つため厳格にコールされ、通常のファウルとして扱われる。 |
| イリーガルスクリーン (Illegal Screen) | — | ファウル種別 | オフェンスがスクリーンを設定する際、スペースを与えずに動き続けてディフェンダーに接触した場合に科される反則。 | 相手ボールとなり、スクリーンを仕掛けた選手のオフェンスファウルとして記録される。 |
| クリアパスファウル (Clear Path Foul) | CPF | ファウル種別 | トランジションでボールハンドラーの前方に守備者がいない状況で、後方や横から犯されるファウル。 | 被害チームにフリースロー2本と攻撃権を与え、犯行側の得点は無効となる。 |
| トランジション・テイクファウル (Transition Take Foul) | — | ファウル種別 | ボールにプレーせず後方や横から速攻を止めるファウル。 | 2022-23シーズン以降はフリースロー1本とボール保持が与えられ、速攻を促進している。 |
| アウェイ・フロム・ザ・プレイ・ファウル (Away-From-The-Play Foul) | AFTP | ファウル種別 | インバウンド前にボールから離れた場所で意図的に犯されるファウル。 | 相手に任意の選手によるフリースロー1本とボール保持が与えられ、終盤のつかみ行為を抑止する。 |
| フレイグラントファウル1 (Flagrant 1) | FF1 | ファウル種別 | 不必要だが過度ではないと判断された危険な接触で、選手は試合に残ることができる。 | 相手チームにフリースロー2本と攻撃権が与えられ、犯した選手のフレイグラント累積に加算される。 |
| フレイグラントファウル2 (Flagrant 2) | FF2 | ファウル種別 | 不必要かつ過度で敵意または危険と見なされる接触で、即時退場となる。 | 相手にフリースロー2本と攻撃権が与えられ、犯した選手は退場処分となる。 |
| フレイグラントファウル (Flagrant Foul) | FF | ファウル種別 | 過度または不必要な接触をまとめた区分で、レベル1とレベル2に分類される。 | 必ず相手にフリースローと攻撃権が与えられ、レベル2では犯した選手が退場となる。 |
| テクニカルファウル (Technical Foul) | TF | ファウル種別 | 非スポーツマンライクな行為や手続き違反などに科される行政的なファウル。 | 相手にフリースロー1本が与えられ、選手やコーチが2回累積すると退場となる。 |
| ダブルテクニカルファウル (Double Technical Foul) | Double T | ファウル種別 | 同一の出来事から双方の選手やベンチに同時に科されるテクニカルファウル。 | フリースローは行われないが、各自のテクニカル累積に加算され退場ラインに影響する。 |
| パンチングファウル (Punching Foul) | — | ファウル種別 | 選手が拳を振るった際に科される重大な個人ファウルで、命中の有無は問われない。 | 即時退場と追加処分の可能性があり、相手にはフリースローとボール保持が与えられる。 |
| Paint | — | コートエリア | リング前の長方形エリアで、スリ―セカンドが適用される。 | ポストプレーヤーが活躍し、ディフェンスは守るために収縮する。 |
| Restricted Area | — | コートエリア | リング直下の半円で、ディフェンダーはチャージングを取れない。 | ドライブ時のブロッキング/チャージング判定に用いられる。 |
| Nail | — | コートエリア | コートを固定する釘で印されるフリースローラインの中央点。 | NBAの戦術でヘルプディフェンスの位置やオフェンスのスペーシング目安となるポイント。 |
| Perimeter | — | コートエリア | レーン外からスリーポイントライン周辺にかけての外周エリア。 | ガードやウイングがスペーシングし、キャッチ&シュートやドライブを狙う。 |
| Three-Point Line | 3PT Line | コートエリア | NBAで3点シュートとなる弧で、コーナーは22フィート、トップは23フィート9インチ。 | ラインを踏むと2点扱いになり、フロアスペーシングにも大きく影響する。 |
| Baseline | — | コートエリア | コートの端、リングの背後を通るライン。 | 得点後のスローインやベースラインプレーの起点となる。 |
| バックボード (Backboard) | — | コートエリア | リングの後ろにある板で、バンクショットの反射面となる。 | リングとショットクロックを支え、レイアップ時の狙い所にもなる。 |
| フリースローレーン (Free-Throw Line) | — | コートエリア | バックボードから15フィートの位置にあり、フリースローを打つライン。 | “チャリティーストライプ”とも呼ばれ、エルボーセットやスローイン配置の基準になる。 |
| センターライン (Half-Court Line) | — | コートエリア | コートを前後に分け、バックコートバイオレーションの基準となるライン。 | 8秒違反やフルコートプレスの基準ラインとして重要。 |
| サイドライン (Sideline) | — | コートエリア | コート両側を走る境界線で、インバウンズとアウトオブバウンズを決める。 | スローインの地点となり、ドリブルで運ぶ際も踏むとアウト扱いになる。 |
| ダンカースポット (Dunker Spot) | — | コートエリア | ペイント脇のベースライン沿いでパスを待ちフィニッシュするスポット。 | ヘルプが収縮した際にショートパスを受けて楽にフィニッシュでき、リム周りの守備を牽制する。 |
| センターサークル (Center Circle) | — | コートエリア | コート中央の円で、試合開始のジャンプボールが行われる位置を示す。 | 主審とジャンパーが並び、試合開始や延長開始のジャンプボールを行う。 |
| フリースローサークル (Free Throw Circle) | — | コートエリア | フリースローラインを囲む円で、フリースロー時の位置取りを規定する。 | フリースローでは区画ごとに選手が立ち、シューターの放った後に動ける。 |
| エルボー (Elbow) | — | コートエリア | フリースローラインとレーンラインが交わる角で、キーの両側にある。 | ドリブルハンドオフやピック&ポップ、ゾーンへのハイポストフラッシュに頻繁に使われる。 |
| ローブロック (Low Block) | — | コートエリア | バスケット付近のレーンラインにある長方形のマークで、ポジショニングに使われる。 | ポストプレーヤーがポジションを取ったり、フリースローでリバウンダーが並ぶ位置となる。 |
| ローポスト (Low Post) | — | コートエリア | リング近くのレーン沿いエリアで、ビッグマンがゴールに背を向けて攻める場所。 | ローポストでエースをポストアップさせ、ダブルチームを誘発して外へ展開する狙いがある。 |
| ハイポスト (High Post) | — | コートエリア | フリースローライン周辺のエリアで、フォワードがフェイスアップで攻撃を始めるポイント。 | ハイローやエルボーシリーズ、ゾーン攻略のフラッシュで多用される。 |
| トップ・オブ・ザ・キー (Top of the Key) | — | コートエリア | フリースローアーク中央の外周スポットで、多くのセットプレーの出発点となる。 | ガードがここから合図を出し、ハイピック&ロールや連続スクリーンへ展開する。 |
| ウィング (Wing) | — | コートエリア | トップとコーナーの間にある外周レーンで、左右に一つずつ存在する。 | シューターがスペーシングを取り、スロットからのカッターがここを経由してレーンに入る。 |
| コーナー (Corner) | — | コートエリア | ベースラインとサイドラインが交わるスリーポイント外側の狭いスペース。 | コーナーシューターがディフェンスを広げ、ドライバーに短いキックアウトパスを供給する。 |
| フロントコート (Frontcourt) | — | コートエリア | 自チームが攻めるゴールがあるハーフのエリアを指す。 | オフェンスは8秒以内にボールを前進させてコントロールしなければならない。 |
| バックコート (Backcourt) | — | コートエリア | 自チームのゴールとは逆側のハーフで、ボールを確保した後に攻め上がる起点となる。 | 失点後はここからスローインし、ハーフラインを越えた後に戻るとバックコートバイオレーションになる。 |
| バンクショット (Bank Shot) | — | 代表的なムーブ | バックボードに当ててからリングに落とすシュート。 | 45度の角度やフローターで使われ、「bank」と声をかけてボードを狙うこともある。 |
| ユーロステップ (Eurostep) | — | 代表的なムーブ | 連続した二歩で横にずれてリムプロテクターをかわすステップ。 | マヌ・ジノビリが広め、現在はドライブの定番フィニッシュとなっている。 |
| ジャンプショット (Jump Shot) | — | 代表的なムーブ | 跳び上がってからボールを放つ基本的なシュート。 | キャッチ&シュートやプルアップなど外角得点の土台となる。 |
| セットショット (Set Shot) | — | 代表的なムーブ | その場で構えたままジャンプせずに放つシュート。 | キャッチ&シュートやフリースローなどバランス重視の場面で用いられる。 |
| フローター (Floater) | — | 代表的なムーブ | リムプロテクターの上を越える高い弧を描くランニングショット。 | ショットブロッカー対策としてガードが多用するフィニッシュ。 |
| フックシュート (Hook Shot) | — | 代表的なムーブ | 体を盾にして片手で弧を描きながら放つ伝統的なシュート。 | 長身相手にもブロックされにくく、カリームのスカイフックで象徴的になった。 |
| ステップバックジャンパー (Step-Back Jumper) | — | 代表的なムーブ | 後方に跳ねてスペースを生み出し放つシュート。 | ジェームズ・ハーデンらが得意としオープンスリーを作り出す。 |
| フェイダウェイジャンパー (Fadeaway Jumper) | — | 代表的なムーブ | 体を後方に倒しながら放つことでブロックを避けるシュート。 | ノヴィツキーやコービーの代名詞で高いバランス感覚とタッチが必要。 |
| ギブ&ゴー (Give-and-Go) | — | 代表的なムーブ | パスを出した選手が即座にカットし返しのパスを受けるプレー。 | ボールウォッチする守備を咎める基本的なモーションの概念。 |
| ドリブルハンドオフ (Dribble Hand-Off) | DHO | 代表的なムーブ | ボールハンドラーがドリブルしながら味方に手渡してプレーを始動する。 | ドリブルを止めずにシューターやロールマンの素早い攻めを作り出す。 |
| レイアップ (Layup) | — | 代表的なムーブ | バックボードやリングに優しく置く近距離のフィニッシュ。 | ドライブやカット、トランジションで最も基本となるフィニッシュ。 |
| リバースレイアップ (Reverse Layup) | — | 代表的なムーブ | リングの裏側へ回り込みリングを盾にして決めるレイアップ。 | ベースラインからのドライブでブロックをかわす手段として重宝する。 |
| フィンガーロール (Finger Roll) | — | 代表的なムーブ | 指先でボールを転がして高い弧を描かせるレイアップのバリエーション。 | 長身ディフェンダーの上から決める際に有効でハイリリースを生み出す。 |
| ダンク (Dunk) | — | 代表的なムーブ | 片手または両手でボールをリングにたたき込む力強いフィニッシュ。 | 高確率で決まりチームを勢いづけるためローテーションの隙を突く際に好まれる。 |
| アリウープ (Alley-oop) | — | 代表的なムーブ | 放物線のパスを空中でキャッチし着地前にフィニッシュするプレー。 | トランジションやピックプレーで守備が寄り過ぎた際に狙われる。 |
| プットバック (Putback) | — | 代表的なムーブ | オフェンスリバウンドを取ってすぐに押し込むフィニッシュ。 | ボックスアウトを怠った守備に即座にダメージを与える二次得点。 |
| スピンムーブ (Spin Move) | — | 代表的なムーブ | 片足を軸に回転して進行方向を変えディフェンダーをかわす動き。 | 進路を塞がれた際にボールを守りつつ攻め続けられる手段。 |
| クロスオーバードリブル (Crossover Dribble) | — | 代表的なムーブ | ボールを一瞬で持ち替えてディフェンダーを抜くためのドリブル。 | ハンドラーがドライブのレーンやステップバックのスペースを作る際に多用する。 |
| ビハインド・ザ・バック (Behind-the-Back Dribble) | — | 代表的なムーブ | 体の後ろにボールを回して持ち替えディフェンスから守るドリブル。 | 混雑した状況や速攻でディフェンスの手を避けながら前進できる。 |
| レッグスルードリブル (Between-the-Legs Dribble) | — | 代表的なムーブ | 足の間を通してボールを持ち替え体でディフェンスから守るドリブル。 | アイソレーションでリズムを作り連続フェイクへつなぎつつドリブルを安定させる。 |
| ヘジテーションドリブル (Hesitation Dribble) | — | 代表的なムーブ | 一瞬止まってシュートを装い再加速して抜き去るドリブル。 | ペリメーターでディフェンスの足を止めてレーンを作る武器となる。 |
| イン&アウトドリブル (In-and-Out Dribble) | — | 代表的なムーブ | クロスオーバーを装いながら同じ方向へ加速するフェイクドリブル。 | ドリブルを切らさずにディフェンスの重心を揺さぶるのに適している。 |
| ジャブステップ (Jab Step) | — | 代表的なムーブ | 前足を素早く突き出してディフェンスの反応を見極める駆け引き。 | トリプルスレットからスペースを作りディフェンスの体勢を崩す武器となる。 |
| ショットフェイク (Pump Fake) | — | 代表的なムーブ | シュート動作を見せてディフェンスを跳ばせた後に攻め込むフェイク。 | 激しいクローズアウトや残り時間が少ない場面で効果を発揮する。 |
| トリプルスレット (Triple-Threat) | — | 代表的なムーブ | キャッチ後にシュート・パス・ドライブの三択を維持する構え。 | ペリメーターで状況判断をしジャブやフェイクへつなげる基盤となる。 |
| アップ&アンダー (Up-and-Under) | — | 代表的なムーブ | シュートフェイクの後にディフェンスの脇をすり抜けてフィニッシュするポスト技。 | ブロッカー相手に多用される定番カウンターで技巧派ビッグに重宝される。 |
| ポストアップ (Post-Up) | — | 代表的なムーブ | リングに背を向けブロック付近で体格とフットワークを活かす攻め。 | 近距離のシュートやファウルを誘発しヘルプが寄れば外へ展開できる。 |
| ドロップステップ (Drop-Step) | — | 代表的なムーブ | ポストで内側の足を軸にし相手を跨いで進路を確保するフットワーク。 | ディフェンスが表側を守った際に素早くリング下へ入り込める。 |
| キャッチ&シュート (Catch-and-Shoot) | — | 代表的なムーブ | パスを受けてドリブルせずにそのまま放つシュート。 | スペーサーや終盤のキックアウトで欠かせない武器。 |
| バックドアカット (Backdoor Cut) | — | 代表的なムーブ | ボールへ寄る素振りから一気に守備の背後を突いてリングへ向かうカット。 | パスを消しにくる守備に対して背後を突いて得点機会を作る。 |
| カールカット (Curl Cut) | — | 代表的なムーブ | スクリーンに密着して内側へカーブしながらボールを受けるカット。 | シューターを追い越す守備に対するカウンターとして有効。 |
| フレアカット (Flare Cut) | — | 代表的なムーブ | 斜めのスクリーンを使って外側へ開きキャッチ&シュートを狙う動き。 | ディフェンスがペイントに沈んだりスイッチが遅れた際に有効。 |
| スリップスクリーン (Slip Screen) | — | 代表的なムーブ | スクリーンを装って接触前に素早く抜け出しスペースへ走るプレー。 | 早いスイッチやダブルチームを逆手に取り守備の隙を突く。 |
| 連戦 (Back-to-Back) | — | 試合・日程 | 同じチームが連日で試合をこなすスケジュール。 | 指揮官は出場時間と休養を細かく管理し連戦の疲労を抑える。 |
| デーゲーム (Matinee Game) | — | 試合・日程 | 通常のナイトゲームではなく午後に開始される試合。 | チームは午前中からの調整でコンディションとシュート感覚を整える。 |
| 遠征ロード (Road Trip) | — | 試合・日程 | 複数のアウェー戦を転戦しながら消化する遠征期間。 | 長期遠征では練習量と休養日を綿密に調整して疲労を抑える。 |
| ホームスタンド (Homestand) | — | 試合・日程 | 同一アリーナで続けて戦う連続ホームゲームの期間。 | ホームスタンドでは勝ち星を積み上げつつ移動疲れを癒やす好機となる。 |
| プレシーズン (Preseason) | — | 試合・日程 | レギュラーシーズン開幕前に戦術と選手を整える調整試合。 | プレシーズンでは順位に響かないため多様なローテーションを試す。 |
| レギュラーシーズン (Regular Season) | — | 試合・日程 | プレーオフ進出とシード順を決める82試合の公式日程。 | 例行戦では勝敗と選手育成および休養のバランスを取る必要がある。 |
| プレーイン・トーナメント (Play-In Tournament) | — | 試合・日程 | 第7〜10シードが残りのプレーオフ枠を争う短期決戦。 | プレーインは本戦前に負ければ終わりの緊張感を生む。 |
| インシーズン・トーナメント (In-Season Tournament) | IST | 試合・日程 | レギュラーシーズン中に行われるグループ戦とトーナメントから成るカップ戦。 | グループ戦は例行戦績に加算され決勝トーナメントでNBAカップ王者が決まる。 |
| グループステージ (Group Play) | — | 試合・日程 | 抽選で組まれたグループ内で総当たり戦を行い進出チームを決める。 | グループステージでは得失点差や直接対決が主要なタイブレークとなる。 |
| ノックアウトラウンド (Knockout Round) | — | 試合・日程 | 負ければ終わりの一発勝負で決勝戦へつながるフェーズ。 | ノックアウトラウンドは中立地開催で負ければ即敗退となる。 |
| 決勝戦 (Championship Game) | — | 試合・日程 | トーナメントやシリーズの優勝チームを決める最後の試合。 | NBAカップの決勝戦は中立地で行われシーズン中王者が決まる。 |
| NBAプレーオフ (NBA Playoffs) | — | 試合・日程 | 16チームが4ラウンドを戦い抜いて優勝を争うポストシーズン。 | プレーオフでは研究が細かくなりローテーションも短縮されて強度が高まる。 |
| ファーストラウンド (First Round) | — | 試合・日程 | 各カンファレンスで上位シードが下位シードと対戦する最初のシリーズ。 | ファーストラウンドは7戦4勝で上位シードがホームコートアドバンテージを得る。 |
| カンファレンス準決勝 (Conference Semifinals) | — | 試合・日程 | プレーオフ第2ラウンドでカンファレンス決勝進出チームを決める。 | カンファレンス準決勝では互角の戦いとなり綿密な対策合戦が続く。 |
| カンファレンス決勝 (Conference Finals) | — | 試合・日程 | カンファレンス王者を決めるプレーオフ準決勝。 | NBAファイナル進出を懸けた舞台で選手の評価が大きく左右される。 |
| NBAファイナル (NBA Finals) | — | 試合・日程 | 東西カンファレンス王者が激突するチャンピオンシップシリーズ。 | NBAファイナルは7戦4勝制でホームコートは2-2-1-1-1の並びとなる。 |
| 7戦4勝シリーズ (Best-of-Seven Series) | — | 試合・日程 | 4勝先取で勝ち上がるプレーオフのシリーズ形式。 | 終盤のシリーズでは移動と公平性を考えて2-2-1-1-1方式が用いられる。 |
| エリミネーションゲーム (Elimination Game) | — | 試合・日程 | 敗れればシーズンあるいはシリーズが終わる大一番。 | エリミネーションゲームではベテランが落ち着きと終盤の遂行力を説く。 |
| 第7戦 (Game Seven) | — | 試合・日程 | 3勝3敗のタイで迎えるベストオブセブンの最終決戦。 | 第7戦では全てのポゼッションが重要となり主力が長時間出場する。 |
| ロードマネジメント (Load Management) | — | 試合・日程 | シーズンを通じて選手の健康を守るため出場を制限する戦略。 | 医療部門とパフォーマンス部門が連携して連戦前後のロードマネジメントを組む。 |
| 全米放送ゲーム (Nationally Televised Game) | — | 試合・日程 | 全国ネットで放送される注目度の高い試合。 | 全米放送ゲームには看板スターが揃いゴールデンタイムに組まれることが多い。 |
| オールスターゲーム (All-Star Game) | — | 試合・日程 | リーグを代表するスター選手が集う祭典的なエキシビションゲーム。 | オールスターゲームはファン投票とショー要素が重視され守備は控えめ。 |
| オールスターウィークエンド (All-Star Weekend) | — | 試合・日程 | スキルズチャレンジやライジングスターズなどを含む3日間の祭典。 | オールスターウィークエンドは地域貢献イベントとショーケースを融合させた祭りとなる。 |
| クリスマスゲーム (Christmas Day Game) | — | 試合・日程 | 12月25日に行われる看板カードを揃えた特別ゲーム。 | クリスマスゲームは世界中の視聴者が注目しプレーオフの前哨戦と見なされる。 |
| 開幕戦 (Season Opener) | — | 試合・日程 | チームあるいはリーグ全体のレギュラーシーズン初戦。 | ディフェンディングチャンピオンの開幕戦では優勝リング授与やバナー掲揚が行われる。 |
| ライバルリーウィーク (Rivalry Week) | — | 試合・日程 | 因縁の対決を集中的に組むレギュラーシーズンの特別週間。 | ライバルリーウィークは全国放送枠に組まれ話題性を高める仕掛けとなる。 |
| 先発ラインナップ (Starting Five) | — | チーム構成 | 試合のスタートを切りチームのリズムを作る主力5人。 | ボール運び・シュート力・サイズのバランスを備える構成が多い。 |
| スモールボールラインナップ (Small-Ball Lineup) | — | チーム構成 | スピードとスペーシングを重視した小柄な選手中心のラインナップ。 | サイズを犠牲にしスイッチディフェンスとトランジションでの3Pを狙う。 |
| ローテーション (Rotation) | — | チーム構成 | コーチが安定して起用する出場ローテーションのメンバー。 | プレーオフでは8〜9人まで絞りリズムと連係を高める。 |
| スーパーチーム (Superteam) | — | チーム構成 | 複数のオールスター級やMVP級選手で構成された強力なロスター。 | FAやトレードで集結し優勝を狙うためエリート人材を一つのチームに集める。 |
| 王朝チーム (Dynasty) | — | チーム構成 | 短期間で複数回優勝し時代を築いたフランチャイズ。 | 1990年代のブルズや2010年代のウォリアーズなどが代表例。 |
| エクスパンションチーム (Expansion Team) | — | チーム構成 | リーグ拡張によって新たに参入したフランチャイズ。 | エクスパンション・ドラフトやトレード、指名権でロスターを構築する。 |
| Atlanta Hawks | ATL | チーム構成 | アトランタを本拠地とするNBAチームで、イースタン・サウスイースト所属。 | 本拠はステイトファーム・アリーナ。1949年にトライシティ・ブラックホークスとして参入。 |
| Boston Celtics | BOS | チーム構成 | 最多優勝を誇るボストンの名門で、アトランティック・ディビジョン所属。 | ホームはTDガーデン。名物のパーケットフロアとレイカーズとの宿敵関係で知られる。 |
| Brooklyn Nets | BKN | チーム構成 | ブルックリンを拠点とし、バークレイズ・センターを本拠にするアトランティック所属チーム。 | 前身はニュージャージー・アメリカンズで、2012年にブルックリンへ移転。 |
| Charlotte Hornets | CHA | チーム構成 | ノースカロライナ州シャーロットを本拠とするサウスイースト所属チーム。 | ボブキャッツ時代を経て2014年にホーネッツへ改称。 |
| Chicago Bulls | CHI | チーム構成 | マイケル・ジョーダン時代の黄金期で知られるセントラル所属チーム。 | ホームはユナイテッド・センターで、突進する雄牛のロゴが象徴。 |
| Cleveland Cavaliers | CLE | チーム構成 | セントラル所属で2016年に初優勝を遂げたクリーブランドのチーム。 | ホームはロケット・モーゲージ・フィールドハウス。レブロン率いる躍進で知られる。 |
| Detroit Pistons | DET | チーム構成 | デトロイトを本拠地とするセントラル所属のハードワークなチーム。 | ホームはリトル・シーザーズ・アリーナ。Bad Boys時代の覇権で知られる。 |
| Indiana Pacers | IND | チーム構成 | ABA時代から続くインディアナポリスのフランチャイズで、セントラル所属。 | ホームはゲインブリッジ・フィールドハウス。レジー・ミラーのクラッチショットで有名。 |
| Miami Heat | MIA | チーム構成 | サウスイースト所属で「Heat Culture」で知られるマイアミのチーム。 | ホームはケセヤ・センター。2006年、2012年、2013年に優勝。 |
| Milwaukee Bucks | MIL | チーム構成 | 近年はヤニス・アデトクンボを中心に戦うセントラル所属チーム。 | ホームはファイサーブ・フォーラム。1971年と2021年に優勝。 |
| New York Knicks | NYK | チーム構成 | マンハッタンのマディソン・スクエア・ガーデンを本拠地とするオリジナルメンバー。 | 熱狂的ファンベースと同地区ライバルとの戦いで知られる。 |
| Orlando Magic | ORL | チーム構成 | フロリダ州オーランドを本拠地とするサウスイースト所属チーム。 | 1995年と2009年にシャックやドワイト・ハワードらとNBAファイナルへ進出。 |
| Philadelphia 76ers | PHI | チーム構成 | 「The Process」の再建で知られる大西洋所属の伝統チーム。 | ホームはウェルズ・ファーゴ・センター。1955年、1967年、1983年に優勝。 |
| Toronto Raptors | TOR | チーム構成 | カナダ唯一のNBAチームで、アトランティック所属。 | ホームはスコシアバンク・アリーナ。2019年に初優勝を達成。 |
| Washington Wizards | WAS | チーム構成 | 首都ワシントンD.C.を本拠地とするサウスイースト所属チーム。 | かつてはブレッツと呼ばれ、ホームはキャピタル・ワン・アリーナ。 |
| Dallas Mavericks | DAL | チーム構成 | テキサス州ダラスを拠点とするウェスタン・サウスウェスト所属チーム。 | ホームはアメリカン・エアラインズ・センター。2011年にノヴィツキー率いて優勝。 |
| Denver Nuggets | DEN | チーム構成 | ロッキー山脈の都市デンバーを拠点とするウェスタン・ノースウェスト所属。 | ニコラ・ヨキッチのMVP級の活躍で2023年に初優勝。 |
| Golden State Warriors | GSW | チーム構成 | サンフランシスコ湾岸を本拠とするパシフィック所属の王朝チーム。 | ホームはチェイス・センター。ステフ・カリー率いるチームが2015、2017、2018、2022年に優勝。 |
| Houston Rockets | HOU | チーム構成 | 歴代のビッグマンで知られるサウスウェスト所属チーム。 | ホームはトヨタ・センター。1994年と1995年にアキーム・オラジュワン率いて連覇。 |
| Los Angeles Clippers | LAC | チーム構成 | ロサンゼルスでレイカーズと市場を分け合うパシフィック所属チーム。 | 2024年にインテュイット・ドームへ移転予定。「Lob City」時代が象徴的。 |
| Los Angeles Lakers | LAL | チーム構成 | 最多優勝でセルティックスと並ぶロサンゼルスの名門で、パシフィック所属。 | ホームはクリプトドットコム・アリーナ。ショータイムやコービー&シャック時代が象徴的。 |
| Memphis Grizzlies | MEM | チーム構成 | テネシー州メンフィスを本拠にするタフさで知られるサウスウェスト所属チーム。 | ホームはフェデックス・フォーラム。「Grit and Grind」時代が象徴的。 |
| Minnesota Timberwolves | MIN | チーム構成 | ミネアポリスを本拠地とするノースウェスト所属で、愛称はウルブズ。 | ホームはターゲット・センター。1995年にケビン・ガーネットを全体1位で指名。 |
| New Orleans Pelicans | NOP | チーム構成 | ルイジアナ州ニューオーリンズを本拠地とするサウスウェスト所属。 | ホームはスムージー・キング・センター。2013年にホーネッツから改称。 |
| Oklahoma City Thunder | OKC | チーム構成 | オクラホマシティを本拠地とするノースウェスト所属のサンダー。 | 2008年にシアトルから移転し、デュラント、ウエストブルック、ハーデンを擁したことで有名。 |
| Phoenix Suns | PHX | チーム構成 | アリゾナ州フェニックスを本拠とするパシフィック所属チーム。 | ホームはフットプリント・センター。1976年、1993年、2021年にファイナル進出。 |
| Portland Trail Blazers | POR | チーム構成 | オレゴン州ポートランドを本拠地とするノースウェスト所属、愛称ブレイザーズ。 | ホームはモダ・センター。1977年にビル・ウォルトンを擁して優勝。 |
| Sacramento Kings | SAC | チーム構成 | カリフォルニア州都サクラメントを拠点とするパシフィック所属チーム。 | ホームはゴールデン1センター。2023年に16年ぶりのプレーオフ進出で"Light the Beam"が話題に。 |
| San Antonio Spurs | SAS | チーム構成 | グレッグ・ポポビッチHCの下で5度優勝したサンアントニオの王朝チーム。 | ホームはフロスト・バンク・センター。ダンカン、パーカー、ジノビリらが中核。 |
| Utah Jazz | UTA | チーム構成 | ソルトレイクシティを本拠地とするノースウェスト所属で熱狂的なファンが持ち味。 | ホームはデルタ・センター。マローン&ストックトン率いるチームが90年代に2年連続ファイナル進出。 |